毎年行われる地域ブランド調査、いわゆる都道府県魅力度ランキングでは北海道・京都に次ぎ3位をキープしている沖縄県。さらに「コロナ後に観光で行きたい都道府県」は1位は北海道、2位が沖縄というランキングが発表されています。
しかし「自分の中では沖縄が1番!」と思っている方も多いでしょう。沖縄県には160の島がありますが、有人島はわずか47。その有人島も、観光客が頻繁に訪れる島ばかりではありません。何度も沖縄県へ足を運んでいる方でも、まだ訪れていない島がきっとあるはず。訪れていなければ、見ていない景色も当然あります。そこで沖縄県の本島や離島など、厳選したインスタ映えスポットで旅した気分になってみませんか?いつか出掛けるときの為に、写真に収めたい絶景の数々をご紹介します。
沖縄本島&本島周辺離島のインスタ映えスポット
古宇利大橋
出典:フォートラベル
2005年に開通した、名護市の屋我地島と今帰仁村の古宇利島を結ぶ全長1960mの橋。青く澄んだ海の上に架かるこの橋は、絶好のドライブスポット。通行は無料ですが、橋の上では駐停車禁止。
写真に収めるなら橋の手前にある駐車場や、渡った先にある古宇利ビーチに隣接する古宇利島ふれあい広場などがオススメ。
また橋の手前の「美ら海テラス」で自転車を借りて、風を感じながらサイクリングもいいですね。
ウッパマビーチ
出典:フォートラベル
リゾートホテル・ベル・パライソ前に広がる天然ビーチ。1km以上続く真っ白な砂浜のビーチと透明度の高い海が客室からも眺められます。「ウッパマ」とは、沖縄の言葉で大きな浜を意味しています。遠浅なので、小さな子供連れにも人気のビーチ。
比較的静かなこのビーチにピンク色のどこでもドアが出現し、一躍インスタ映えスポットに。
また海にまっすぐ伸びる白い桟橋も絵になります。ホテル宿泊者以外は駐車場有料。今帰仁村のほか、東村にも同じ名前のビーチがあるので注意が必要。
あざまサンサンビーチ
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本島南部屈指のビーチで、隣接する安座真港からは神の島とされる久高島へ渡るフェリーが出ています。4月中旬から10月末までの海水浴シーズンには、バナナボート・マリンジェット・ハーフパイプ・ウェイクボードなどマリンスポーツが充実。
出典:トリップアドバイザー
またBBQは一年中利用でき、機材の設置や食材の用意などはスタッフが行ってくれるので手ぶらでOK。このビーチに太陽(てぃーだ)の鐘と呼ばれる鐘があり、柱の部分にハート型のパネルが付けられています。
またブランコもあり、インスタ映えの写真が撮れると人気の場所。
ニライカナイ橋
出典:ameblo.jp
ニライ橋とカナイ橋、2つの名前の橋からなる本島南部の絶景スポット。ニライカナイとは、豊穣や生命の源・海の彼方にある理想郷などの意味を持つそう。海に向かって大きくU字型にカーブし、ドライブをしながらダイナミックな景色が楽しめます。

橋の上は駐停車禁止で、トンネルの上にある展望台が撮影のベストスポット。
青のグラデーションが美しい海と、遠くに久高島を望めます。ここを目的にと言うよりも、斎場御嶽や知念岬公園方面へ向かうドライブがてらに利用したい道。
ニライカナイ橋
住所:南城市知念吉富
電話番号:098-948-4660(南城市観光協会)
備瀬のフクギ並木
備瀬の集落には約230戸の家があり、昔から家を取り囲むようにフクギが植えられました。台風の多い沖縄という土地柄、家屋や集落全体を守る防風林の役割があります。約2万本のフクギの並木が1kmにわたって続き、なかには樹齢300年以上のものや、2本のフクギが寄り添うように立つ夫婦福木も。
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フクギは漢字で「福木」と書くことから、幸運を招く木とも言われます。駐車場に車を止めてのんびり散策、また自転車を借りてサイクリングを楽しめます。並木を抜けると、遠くに伊江島を望む備瀬崎に到着。ここからの景色も一見の価値あり。
瀬長島ウミカジテラス
2015年8月にオープンした、空港から最も近いアイランドリゾート。瀬長島は沖縄本島と橋で結ばれた周囲1.8kmの小さな島で、ウミカジテラスは丘の斜面を利用して階段状に造られた建物に30店舗以上が並ぶ観光客に人気のスポット。
出典:ameblo.jp
建物や階段などは真っ白に統一し、所々にヤシの木を配しまるでヨーロッパのリゾート地のよう。人が少ない午前中や夕暮れ時、夜のプロジェクションマッピングなどどの時間帯も写真撮影にピッタリ。
出典:食べログ
オシャレなカフェやお土産物店などもたくさんあり、1日居ても足りないくらい充実度満点の注目エリアです。また丘の上に建つ琉球温泉瀬長島ホテルでは、地下1000mから湧き出る天然温泉を日帰り利用が可能。
美浜タウンリゾート アメリカンビレッジ
絵になる風景が至る所に溢れている、沖縄屈指の人気スポット。観覧車のあるカーニバルパークミハマ、ファッションやグルメなど190店舗以上が集まるデポアイランド、雑貨や衣料などアメリカ直輸入の商品が並ぶアメリカンデポからなるアメリカンビレッジ。
賑やかな街並みに溶け込むいくつものウォールアート、夕暮れのビーチに夜の観覧車。とにかくフォトスポットが満載で、歩いているだけでもワクワクしてきます。
出典:フォートラベル
時間が経つのを忘れるくらい、ランチにディナーにショッピングと1日中楽しめます。イオン北谷店も隣接していますが、国際通りや観光施設よりもお土産をお手頃価格で買えるので時間があればぜひ立ち寄ってみて!
コザ十字路絵巻
出典:ameblo.jp
国道329・330号線と県道75号線が交差するコザ十字路に、2015年1月に完成した巨大な壁画。「忘れてはいけない歴史と沖縄市のアイデンティティ」をテーマにした、長さ160mにも及ぶ壮大な歴史絵巻。
出典:LINE BLOG
「越来グスクの時代」に始まり、「戦後米軍統治下の時代」「黒人街として栄えた時代」「庶民の台所として発展していった時代」を経て、今の商店街の姿を現しています。全て職人が手書きで作成したもので、大胆な筆使いで色彩豊かに描かれています。

国道沿いなのでドライブ中にもカラフルな壁画が目立ちます。パーキングに車を止めて、ちょっと眺めてみませんか?
港川ステイツサイドタウン
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かつて外国人向けの住宅として利用されていた建物が集まるエリア。元々70棟ほどあったそうですが、現在は62棟があります。
出典:Gooブログ
その内の半数以上が、カフェや雑貨店・パン屋などの店舗やオフィスとして利用されています。エリア内の通りの名前は、フロリダ・ネバダ・ミシガンなどアメリカの州の名前が付けられていて、外観や看板などもオシャレ。
出典:ameblo.jp
どこを切り取っても絵になる景色ですが、一部は一般の住宅になっているため写真撮影の際に店舗以外の敷地には無断で入らないこと。

各店舗の駐車場は台数が限られるため、のんびり散策する場合は有料のコインパーキングを利用しましょう。
首里金城町石畳道
首里城から延びる官道であった真珠道の一部。第二次世界大戦の沖縄戦によって破壊された部分もありますが、長さ約300mほどの石畳が戦火を免れました。道の両側に赤瓦の家が並び、造られた当時の面影を色濃く残しています。
石畳には琉球石灰岩が使われ、沖縄県の文化財や日本の道100選にも選ばれています。急勾配や石段もあり、石畳自体もデコボコしている箇所が多いので歩きやすい靴で出掛けましょう。

時折大きな木が日陰を作りますが、基本的には日差しを遮る場所があまりありません。日中の散策は、熱中症対策と水分補給をお忘れ無く。