北海道のおすすめ絶景スポット26選

自然が豊かな北海道には、美しい自然が織り成す景色が見られる絶景スポットがあります。そして、その光景は四季によって姿を変え、まるで以前訪れた場所ではないかのよう。北海道を旅するリピーターが多いのは、そんな魅力に引き寄せられるからなのかもしれません。海・湖・緑が一望できるパノラマラインは、ドライブコースとしてもおススメ。そんな北海道のおすすめ絶景スポット18選をご紹介したいと思います。

北海道のおすすめ絶景スポット26選

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知床峠展望台

北海道 絶景 知床峠展望台

北海道の絶景スポットとして最初に挙げたいのが世界遺産である知床にある「知床峠展望台」。知床の海と豊かな緑があるおススメのビュースポット。羅臼岳をバックに写真撮影をしても、海をバックにしても絶景です。ここから見える光景は、全てが新鮮で神聖で、「さすが、世界遺産!」そう言わずにはいられませんね。

撮影スポットとしても人気。多くの観光客が立ち寄る場所で、早朝に車を走らせると、運よく雲海が見えることも。海の上に広がる雲海を展望台から眺める光景はとても幻想的です。

しかし、天候が変わりやすいため霧で一寸先が見えないということも。それだけに、絶景が見られるありがたみをヒシヒシと感じる場所。展望台には北方領土方向指示板があるため、天気が良ければ現在地から国後島の位置を確認できます。

北海道 絶景 知床峠展望台

雪解けが遅いこの周辺では、夏でも雪が見られ、ヒグマやエゾシカ、キタキツネなどといった野生動物に遭遇する確率も高くなっていますので、知床峠では運転に十分注意が必要です。ちなみに、知床峠は、国道334号線上にある、約30kmの知床横断道路で、羅臼町と斜里町の境にありますが冬期間は通行止めです。

知床峠
住所:北海道目梨郡羅臼町
電話:0153-87-3360 (知床羅臼町観光協会)

知床5湖

北海道 絶景 知床5湖

原生林に囲まれてたたずむ幻想的な5つの湖です。5つの湖を一周できる遊歩道があり、周りの樹林や知床連山を湖面に写しながら静寂を保っているその姿は、まさに原始の中の楽園にふさわしく、数多くの植物、動物たちを目にすることができるでしょう。ただ熊が出没することにより、知床5湖を見るためには、簡単なガイダンスを受けなくてはなりません。

知床五湖
住所:北海道斜里郡斜里町遠音別村

神の子池

北海道 絶景  神の小池

摩周湖から湧き出る伏流水によってできたと言い伝えられている、「神の子池」。季節によって、色が変化する美しい池で、水温は約8度と年間を通して低いため、倒木が腐らずにまるで化石のように沈んでいる何とも不思議な光景も見どころのひとつ。

神の子池2

さらに、水深も約5メートルと浅い池なので、澄んだ池底のエメラルドグリーン色もとても神秘的です。オショロコマというサケ科の魚が生息しています。

神の子池
住所: 北海道斜里郡清里町
電話:0152254111

美瑛の「青い池」

北海道 絶景 美瑛の 青い池

「日本で一番美しい村連盟」に加盟する美瑛町には、絶景スポットが数多く点在します。そして、「美しい日本のむら景観百選」に選ばれていることからも、魅力溢れる町であるということが想像できる事かと思います。

中でも「青い池」は観光名所としてとても有名です。自然現象によって青く見えるのですが、特におススメなのは冬の青い池。というのも冬は期間限定となっていますが、青い池がライトアップされ真っ白な雪景色と青い池が一際幻想的に見えるのです。そんな青い池は、最近では「パワースポット」としても人気。カメラマンの口コミで広がったといわれるこの場所は、神秘的な雰囲気を醸し出しており、季節を問わず訪れる人を感動させてくれます。夏には緑の木々が、秋には紅葉の木々が水面に映し出されるのは必見です。

青い池
住所: 北海道上川郡美瑛町白金
0166-92-4321

狩勝峠

北海道 絶景 狩勝峠

日本三大車窓の1つとなった眺めが一望できるのは、狩勝峠付近からのもので、十勝帯広の畑作が広がる光景を目にすることができるでしょう。「絶景峠」ともいわれるこの峠は、眼下にパノラマの景色を見ることが可能。

畑作を営む人を思い、北海道の恵まれた食を思う、そんな場に相応しい所だといえます。この周辺には、大規模なものから小規模なものまで、さまざまな畑作経営群があり、小麦やメークイーン、小豆や大豆などを中心として生産しています。

そして、その作物畑がパッチワークのように広がっているのです。その光景が季節によって変化する様も見れる絶景スポットです。狩勝峠展望台には広い駐車場やお土産屋さんもあるため、休憩場所として相応しいスポット。頂上の標高は644mです。頂上からは、左側に南富良野方面、右側には新得方面が一望できます。

狩勝峠展望台
住所: 北海道空知郡南富良野町字落合
交通アクセス (1)落合駅から車で20分

 

ニセコ神仙沼

北海道 絶景 ニセコ神仙沼

神々しいその名の通り、パワースポットとしても有名な神仙沼は、ニセコパノラマラインの見所の一つ。そもそも、ニセコパノラマラインは、JRニセコ駅から岩内町までを走るコース。お天気が良ければ、羊蹄山や日本海を一望できる人気のドライブコースですので、この機会に覚えておきましょう。春には、そのパノラマラインを走っていくと、山に残る雪景色が広がり異空間に飛び込んでしまったような不思議な体験もできます。

パノラマラインをひたすら走り、標高770m付近に来ると神仙沼があります。季節のお祭りが開催されており、たくさんの人で賑わう場所として注目をあびてます。

さて、そんな神仙沼を見るためには、駐車場に車を止め遊歩道を歩く必要があ、注意しなければならないのは、雪解けが遅い年の春には、遊歩道が雪で滑りやすくなっているという点。神仙沼まで、足場が良ければ片道15分ほどで行けますが、足場が悪いときや、混みあっているときは想像以上に時間がかかります。

しかし、自分の足で緑の中を歩き、目にする神仙沼の光景は格別。春には春の、夏には夏の、そして秋には秋の美しさを感じれるでしょう。さまざまな植物や木々が、その度に訪れるひとたちを迎え入れてくれるのです。神仙沼はパワーが溢れているように思え、おもいきり深呼吸したくなるそんなすてきな絶景スポットです。

神仙沼
住所: 北海道岩内郡共和町前田
交通アクセス (1)小沢駅から車で30分

稚内公園

北海道 絶景 稚内公園

出典:稚内市

 日本最北端の地「稚内」には、多くの人に知られる有名な絶景スポットがあり、宗谷岬やノシャップ岬がその1つです。いずれも海が一望できる絶景スポットとして人気ですが、ここでは、山の上から稚内を見下ろす絶景スポットをご紹介したいと思います。

「稚内公園」は高台にあるため、稚内の市街地、海、美しい夕日も、あの有名な「北防波堤ドーム」も見れます。すぐ近くには、「九人の乙女の碑」や「南極観測隊樺太犬の記念碑」などがあります。また、晴れた日には樺太や利尻島・礼文島が見られるという素晴らしい絶景スポットです。訪れる前に、樺太や利尻・礼文両島について調べておくとよりその光景を楽しめると思います。

また、稚内には、そういった歴史を学ぶ施設も。稚内公園では、夜は夜景が美しく、昼間とは異なる景色が楽しめるでしょう。稚内を丸ごと一人占めした気分になれます。ですから、稚内を隅々まわれないといった人にもおススメです。また、この周辺には無料キャンプ場もあり、高台なので急な強風には注意が必要ですが、眺めの美しいところとしておススメです。

稚内公園
住所: 北海道稚内市中央 MAP
交通アクセス (1)稚内駅から徒歩で30分

中標津 開陽台展望館

北海道 絶景 中標津 開陽台展望館

出典:春のおでかけガイド2017

酪農が盛んな中標津には、「ミルクロード」と呼ばれる道があります。その道は、どこまでも続く直線道路で、北海道らしい光景が左右に広がりその広大さに心が洗われます。そんなのどかなところに「開陽台展望館」があります。開陽台からの景色は、約330度のパノラマ。そのため、「地球が丸く見える公園」として人気を誇っています。標高は270mの台地。「口コミで選ぶ 行ってよかった!日本の展望スポットランキング」にもランクイン。ここは目的地に着くまでの道中も絶景でありますが、最後の極めつけに開陽台展望館で圧巻!といった体験ができるところです。開陽台からは、北海道遺産である「根釧台地の格子状防風林」を見れます。

また、運がよければ冬には四角い太陽が見えるともいわれています。これは、太陽の高度と大気の層の関係によって起こる現象です。酪農の町であるため、こちらで販売されているソフトクリームやジェラードはとても美味しく、テレビなどでも紹介されるほど。開陽台展望館では、ここでしか見られない景色、そして味わいがあります。

中標津開陽台展望館
住所: 北海道標津郡中標津町字俣落2256−17
電話: 0153-73-4787

小樽 天狗山

北海道 絶景 小樽 天狗山

出典:jijibabaのお気楽田舎暮らし

小樽といえば、小樽運河などが観光名所として知られていますが、その中でも小樽の夜景は「北海道三大夜景」の1つとして有名です。そのスポットが「天狗山」。

小樽の夜景は、港町のあかり、街並みのあかり、小樽運河のあかりが混ざりあう美しい夜景。天狗山では、ロープウエイを使って山頂へ行けるでしょう。また、車でも行けますが、暗く狭い道路となっているうえ、カーブがきついため地元の人以外にはあまりおススメできません。

また、山頂には展望レストランがありますので、すてきな時間を過ごせます。冬は「天狗山スキー場」としてオープンしているため、ナイターなら滑走しながらその絶景を楽しめるでしょう。映画のロケ地としても使われています。更に、桜の咲く季節には、天狗山に咲く樹齢百年の桜がライトアップされ、通常より少し贅沢な夜景を楽しめるでしょう。

小樽天狗山
住所: 北海道小樽市天狗山

函館公園

北海道 絶景 函館

北海道において、「桜」、「夜景」といったら「函館」を思い浮かべる人が多いと思います。函館はその二つが特に有名であるためです。函館の夜景は小樽と同じように、「北海道三大夜景」の1つで、スポットは函館山の山頂です。しかし、春に函館を訪れた人は、グルメなどに加えて、「桜」と「夜景」の二つを楽しみたいもの。そんな望みを叶えてくれるところとして「函館公園」があります。

函館公園は、国指定文化財に指定されている桜の名所。その函館公園ですが、夜景の名所としても有名です。高台を登っていくと、津軽海峡の絶景が見渡せます。そこは、桜と海が望める絶景スポット。夜になるとライトアップされ、その光景は幻想的な美しさへと変わります。函館山の山頂から見る夜景は夏場でもガスがかかって見られないことがあります。そんな時は、函館公園からの夜景をお楽しみいただければと思います。

お洒落な洋館が建つ、北海道内初の洋式公園です。桜の咲く季節には花見屋台が出て、たくさんの人で賑わいます。ただし、花見屋台やライトアップは、期間限定であるため前もって調べておく必要があります。

函館山展望台
住所: 北海道函館市函館山
電話:0138233105

トマムの雲海

北海道 絶景 雲海

星野リゾートトマムは、北海道勇払郡占冠村にあるリゾート地。大自然の中に位置する心のオアシスとして、色々な地域からたくさんの方が訪れます。ビーチ施設や、ゴルフ場、冬はスキーといったアクティビティを楽しめる場所。

 そんなトマムは雲海を望めるところとして有名に。雲海の上を朝日が登る様を望むため、早朝にゴンドラを使って山頂へのぼるのです。雲海予報のパーセンテージは、ネットでも常時配信されています。トマムにおいて雲海が発生する時期は5月から10月半ばくらいといわれています。2005年には地上1088mに雲海テラスがオープン。2017年7月には、雲の上にいるような体験ができる巨大ハンモックが誕生しました。トマムは常に新しいものを生み出そうとしていることが分かります。

とはいえ、宿泊した日に、必ず雲海が見られるわけではなく、天候によってはゴンドラに乗れない日も。だからこそ、雲海が見られた感動がひとしおなのです。雲海が見られなかったとしても、トマムザタワーなどホテルから見える大自然の景色には思わず息を飲むことでしょう。

雲海テラス
住所: 北海道勇払郡占冠村中トマム
電話:0167-58-1111

阿寒湖畔展望台

北海道 絶景 阿寒湖畔展望台

出典:北海道無料写真素材集

 阿寒湖は、天然記念物である「マリモ」が生息していることで知られています。北海道では5番目に大きいといわれる湖。2005年には、ラムサール条約登録の湿地となりました。この阿寒湖を望む最高のスポットがあります。それが「阿寒湖畔展望台」です。

阿寒湖温泉街のすぐそばにあるのですが、冬はスキー場。ここからは、阿寒湖だけでなく、雄阿寒岳も一望できるのです。夏場は、車で登ることができますが、植物観察などをして自然と親しみながら歩くというのも1つの楽しみ方だと思います。

北海道 絶景 阿寒湖畔展望台s

阿寒湖周辺にはたくさんのホテルが点在しており、ホテルの部屋や露天風呂からも阿寒湖を眺めることができますが、「阿寒湖畔展望台」からの眺めは格別です。風と日のあたたかさを感じながら眺める景色は、より心を癒してくれるはず。阿寒湖はパワースポットとしても人気があるので、パワーを思い切り吸い込みたいものですね。

阿寒湖畔展望台
住所: 北海道釧路市阿寒町シュリコマベツ4-4
電話:0154-67-3200 (阿寒観光協会)

旭岳 沼の平

旭岳 沼の平

出典:Famarry

 北海道一の山「旭岳」。旭川にあるこの山に「沼の平」と呼ばれる大小の沼や池塘が広がる高層湿原が広がっています。この写真は紅葉時期の旭岳で、9月中旬くらいが多くの観光客が訪れるピークです。コバルトブルーの沼とオレンジの紅葉のコントラストが最高に美しい絶景を創出します。あまり旅行雑誌でも紹介されない、意外な穴場の絶景スポット。

沼の平(大雪山の旭岳)
住所: 北海道上川郡上川町層雲峡
オススメの時期: 9月中旬 神の子池

ラベンダー畑

ラベンダー畑

国民的テレビドラマ『北の国から』で全国区となった富良野。富良野といえばすぐさまラベンダー畑を連想される方も多いのではないでしょうか。 清涼感漂う一面の紫色は心を隅々まで癒してくれます。

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その中でも特にファーム富田がお勧め。例年7月上旬~中旬が見頃なので、要チェックですね。また、広大な大地に広がるお花畑が好きな方なら、美瑛町にある展望花畑 四季彩の丘もぜひチェックしてみてください。

ファーム富田 (Farm Tomita)
住所: 北海道中富良野町基線北15号
電話:0167393939

アーチ橋「タウシュベツ橋梁」

タウシュベツ橋梁

 北海道遺産にも選定されている、旧国鉄のコンクリート製アーチ「タウシュベツ橋梁」。 幾つかあるアーチの中でも特に有名なのがこの場所です。 眼鏡橋にも例えられる、産業遺構のひとつ。橋梁はそれを取り巻く糠平湖が時期によって水位を変えるため、一年を通して違う表情を見せてくれます。氷の張った湖の上に橋梁が突き出す12~3月ごろの光景は他ではなかなか見れないものです。

タウシュベツ橋
住所: 北海道河東郡上士幌町

野付半島

野付半島

「野付半島」は全長約26kmにわたる日本最大の砂嘴(さし)。そこで見られるのは、海水に浸食されたトドマツが立ち枯れた姿を見せる光景です。まさに地の果てを想わせる、その横たわったトドマツからは北の大地の自然の厳しさを感じれますね。ただ、数十年前と今とでは更に浸食が進み立ち枯れの木々も風化により数が激減していることから、このままいくと数年後、数十年後には見れなくなる可能性があるので注意です

一方、ここ野付半島はラムサール条約に登録されており、タンチョウやオオハクチョウなどの渡り鳥が多く飛来することでも有名。野鳥好きなら必見の場所といえますね。

野付半島
住所: 北海道野付郡別海町野付
アクセス:「中標津空港」から車で約50分

礼文島桃岩展望台

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写真は、礼文島の桃岩展望台コースから眺めた光景。ここは、なんといっても花が多い場所で、散策するのにはとてもきれいな場所。小さなお子さん連れでも歩ける傾斜がゆるい場所。

礼文島桃岩展望台

たくさんのめずらしい高山植物も見られ、歩きやすいので人気の観光名所なので是非行ってみてくださいね。

桃岩展望台 (桃岩)
住所: 北海道礼文郡礼文町香深村モトチ
アクセス: 香深港からバスで10分,
徒歩で10分

神威岬

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積丹ブルーと呼ばれるクリアーブルーな海を見れるのがここ神威岬。今まで見た中でこんなに透き通った海は初めて!という方も多いです。

神威岬

特に、太陽が沈んでくる時にいくと、神威岬自体が幻想的な空間となるので、お勧めです。

神岬岬
住所:北海道積丹郡積丹町神岬岬
交通アクセス (1)余市駅からバスで90分

凍った秘湖 冬のオンネトー

北海道三大秘境のひとつとも言われている、阿寒国立公園オンネトー。エメラルドグリーンの湖水が美しく、奥地にあるにも関わらず、観光客が絶えません。角度によって色合いが違って見えることから、「五色沼」の別名でも有名な観光名所ですね。

また、オンネトーと言えば、夏の道東観光では外せないスポットですが、一度行ってみて頂きたいのはまさに冬。11月下旬から12月中旬という短い間、そのエメラルドグリーンを損なわないまま凍結した、幻想的なオンネトーも一度体験してみて下さい。

湖水が堅く凍結している部分には乗れるようですが、天候や、体重などを考慮して、自己責任で試してみて下さいね。

紋別で見る流氷

北海道 流氷

流氷とガリンコ号は北海道遺産にも登録されていますね。1月下旬から3月末にかけて沿岸を埋め尽くす流氷。ガリンコ号は、そんな流氷を大きなドリルで砕きながら突き進む船です。

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そんなガリンコ号に乗りながら是非海の色と氷の色のコントラストが素晴らしい流氷の絶景を目のあたりにしてください。

また、運が良ければガリンコ号からアザラシやワシの姿が見られるかもしれません。

オホーツク・ガリンコタワー
住所: 北海道紋別市海洋公園1番地 海洋交流館内
電話番号:(0158)-24-8000

ルスツリゾートから見える雪の羊蹄山

雪の羊蹄山

北海道の西、後志の真ん中にそびえ立つ山、羊蹄山。蝦夷富士の異名でもよく知られていますよね。

夏に見られる青々とした羊蹄山も、秋の紅葉に彩られた羊蹄山も見ものですが、白く輝く冬の羊蹄山は、また格別。地上から見上げる羊蹄山もまた雄大さを感じて良いものですが、麓にあるルスツリゾートのスキー場の上から、同じ目線で見るのがおすすめです。

快晴の日に、青空をバックにして見れば青と白のコントラストが美しく、雪がちらつく日に、真っ白な世界にそびえ立つ様を見れば、映画のワンシーンに紛れ込んだかのような感覚を味わえます。

野付半島・トドワラ

野付半島・トドワラ

野付半島のトドワラは、雄大さや華やかさとは別物の、この世の果てを思わせる、灌木と湿原が広がる非日常の風景が「通」の間で人気。

冬になると、一面が雪で覆われ、一面に雪と海、そして灌木が見えるだけの、何もない風景に変わります。夏の間のトドワラも、寂しさを纏っていることは間違いありませんが、冬は、まさに何の命も感じない、死の世界という言葉のままの景色が見られます。

そんなトドワラは、元々トドマツ原生林でしたが、地盤沈下のせいで樹木が海水に腐食されて枯れてしまったために作られた地帯。そんな成り立ちだからこそ、死や終末を感じさせてしまうのかもしれませんね。

釧路湿原のタンチョウヅル

釧路湿原のタンチョウヅル

釧路湿原のシンボルとも言える存在の、タンチョウヅル。彼らは、年中釧路湿原を住処としていますが、やはりその姿が映えるのは冬。純白に黒くアクセントが付いた色合い、羽を広げると2mにも及ぶ大きな体が、優美さを感じさせます。

この冬のタンチョウヅルは世界的にも有名で、積雪の時期になると、世界からバードウォッチング愛好家が一目見て、写真に収めようとと道東にやって来ます。
大きな鳥が大空を飛ぶ姿や、雪に彩られるなか求愛のダンスをする様は、道東に来たのなら一度は目にしたい光景ですね。

美瑛の大雪原

美瑛の大雪原

夏の間は、色々な作物や花々がまるでパッチワークのように見えることから、パッチワークの路と呼ばれている地帯ですが、冬は一面が雪に覆われ、ただただ雪と空、その奥には十勝連峰という、道外の人がイメージする北海道をそのままにした風景が現れます。

夏の観光でおなじみの、マイルドセブンの丘やケンとメリーの木も雪に包まれ、緑豊かな季節の印象と全く違う装いになります。カラフルな美瑛ももちろん素晴らしいですが、白銀に包まれた美瑛もまたシックで美しく、写真や絵画におさめたくなる魅力が溢れています。

阿寒湖のフロストフラワー

阿寒湖のフロストフラワー

阿寒湖に浮かぶ氷の花、フロストフラワー。これは、湖面の氷上に、昇華した水蒸気が凍結してできる自然現象で、まるで一面に真っ白な花吹雪を散らしたような、幻想的な風景です。
このフロストフラワーが発生する条件はとても難しく、まず、湖面が凍結している季節であること、風が無いこと、湖面に雪が積もっていないことなど、色々な条件が揃って初めて見れる、大変レアなもの。
しかし、阿寒湖では、奇跡的にこの条件をクリアしやすい立地にあるため、かなりの高確率でこのフロストフラワーを見れるでしょう。フロストフラワーを見るためのツアーも組まれているそうなので、興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか。

然別湖幻の村コタン

然別湖幻の村コタン

1月下旬〜3月下旬までの60日間だけ、凍った湖の上に現れる「幻の村コタン」。幻の村コタンは、全ての建物が氷と雪だけで作られています。中でも氷を積んで作った「アイスバー」が人気。お酒がすすみます。

そして、アイスロッジは、イグルーの中です。天然氷と雪で作ったイグルーで眠る体験はなかなかできないものでしょう。思ったよりも温かく、無音の世界でグッスリ眠れるとか。

然別湖幻の村コタン

湖の上に作られた露天風呂は世界でもここだけ。何もかもが特別な経験になりそうですね。星空もきれいな然別湖ですが、厳寒の朝にはダイヤモンドダストが見られることも。すてきな冬の想い出になること間違い無しです。

アクセスは、JR帯広駅から然別湖行きのバスを利用できます。

しかりべつ湖コタン
住所:北海道河東郡鹿追町然別湖畔
開催期間:2017年1月28日(土)~3月20日(月)
時間:氷上露天風呂6:30~22:00、アイスバー10:00~22:00
料金:見学無料
アクセス:JR「帯広駅」より北海道拓殖バスで100分

このように、北海道には一度は訪れたい絶景スポットがたくさんあるということがおわかりいただけましたでしょうか。そして、それらは広大な北海道の道北・道東・道央・道南にまたがります。北海道を訪れた人の多くが、「魅力的なところが多すぎて日数が足りない」と言い、北海道は一度訪れた人が再度訪れる確率が高いと感じます。

また、北海道の魅力の1つとして、四季の移り変わりがあると思います。その季節によって、風景が異なる北海道の自然が、人々を虜にしてしまうのかもしれません。とはいえ、道民にとっても、それは同じです。「何度訪れてもその光景を見たい」そんな絶景が北海道には数多くあるためです。

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