クリスマスや年末年始など、一年のイベントの中でもウキウキするものが多い冬。でも寒さが厳しくなると、外へ出る機会も少なくなりがち。しかし冬のイベントは、そんな寒さも吹き飛ぶような楽しいものばかり。
「どこか行きたいなぁ」と思ったら、いろんな冬イベントが目白押しの愛知県へ出掛けてみませんか?愛知県内でおすすめの冬の注目イベントを厳選してご紹介します。暖かい格好でお出かけください!
イルミネーション
三ヶ根山スカイライン イルミネーション
標高326mの三ヶ根山の尾根を縦走する三ヶ根山スカイライン。
出典:竜の子街道
幡豆町から蒲郡市の形原温泉に至る約5kmのドライブウェイで、沿道には7万本ものあじさいが植えられていて6月~7月にかけて見頃を迎えます。
出典:アタタカ写真館
スカイライン山頂からは、天候に恵まれれば蒲郡の市街地や竹島、遠くに名古屋市内なども眺められるでしょう。
毎年冬に行われるイルミネーションは、美しい夜景とのコラボレーションが楽しめるとあって人気を集めています。
4万球もの灯りと眼下にキラキラと輝く夜景は、デートコースにもピッタリです!
史上最光の冬ラグーナ
出典:みんカラ
1年を通して、さまざまなイベントを行う人気のテーマパーク・ラグナシア。
出典:のんびりおでかけ時々旅ブログ
令和最初の冬は、「フローズン・オーシャン」「光のテラス」「青の宮殿」「ジュエルガーデン」「光の草原」「幸福のレインボーアーチ」の6つのイルミネーションがお目見え。それぞれのテーマに沿って、宝石をちりばめたような灯りの数々が幻想的な雰囲気を創り上げます。
出典:fire-jun.net
どこを切り取っても絵になる風景で、『映える』写真も期待できます。観覧車に乗って上から眺めてみれば、イルミネーションの美しさとロマンチック度がよりアップしますよ!
デンパークウィンターフェスティバル
出典:ameblo.jp
季節ごとに咲く、3250種28万株以上の花々と緑が溢れる公園。広い園内には大きな芝生や温室、デンマーク風車・子供が遊べる木製遊具などがあり、家族で1日楽しめます。併設の道の駅では、地元産の新鮮野菜や果物がお値打ちで買える産直コーナーも。
出典:ameblo.jp
ウィンターフェスティバルが開催され、16:30から閉園までの間音楽に合わせて光るイルミネーションや花火のショーが行われます。
出典:ジョルダンの季節特集
花火ショーは期間中の土日祝で、20:20から。光と花火が創り出す幻想的な世界を、ぜひ体感してみてください。
花のイベント
渥美半島菜の花まつり
冬でも温暖な渥美半島では、毎年1月中旬~3月下旬にかけて1000万本もの菜の花が咲きます。それは、まるで黄色い絨毯のよう。
出典:片腕ローディー輪転記
見頃の時期に合わせて毎年行われる「渥美半島菜の花まつり」は、伊良湖菜の花ガーデンがメイン会場。ここだけでも約200万本の菜の花が見られ、菜の花畑の間を散策できるように遊歩道が設けられています。
出典:うみほしの部屋
園内には写真スポットとしても人気の木製のブランコや芝生でのそり遊び、てんとう虫やミツバチの子供用着ぐるみレンタルも。
期間中には菜の花を使ったものや、土日には渥美半島名物の大あさりなどのグルメも味わえます。見るだけでは物足りない方は、有料の花狩りエリアで5本¥100で菜の花を持ち帰ることもできますよ!
徳川園の冬牡丹
元々徳川御三家の1つ尾張藩の隠居所だった大曽根御屋敷跡で、池泉回遊式日本庭園をもつ徳川園。渓流から滝となり海に見立てた池へと水が流れる様子や、大きな岩組みや山など自然景観を表現しています。
庭園以外にも、国の登録有形文化財に指定されている黒門や脇長屋など1945年の空襲による焼失を免れた貴重な遺構も残されています。秋には美しい紅葉も楽しめます。
徳川園では一年を通してたくさんの花を楽しめるでしょう。冬の時期なら、わら囲いをした冬牡丹が見られます。春咲きの牡丹を温室で加温し、人工的に春の状態にしてから開花させるもの。白・ピンク・赤など、20種類70鉢の牡丹が可憐な姿を見せてくれます。
佐布里池梅まつり
佐布里池の畔に広がる公園内の梅林に25種類約5800本の梅の木があり、毎年2月上旬から3月上旬にかけて見頃を迎えます。
出典:フォートラベル
ここで見られる梅は佐布里梅という品種で、令和元年10月10日に知多市の天然記念物に指定されました。
出典:吉田ジョージの吉田屋帝国
開花の時期には梅祭りが行われ、期間中の週末を中心にコンサートやお笑いライブ・梅の種飛ばし・フォトコンテストなどさまざまな催し物が予定されています。
例年17万人ほどが訪れる人気のイベントなので、ぜひ見頃の時期に合わせてお出かけください。梅を使ったグルメやお土産も販売していますよ!
免々田川 菜の花・桜まつり
早咲きの桜として知られる河津桜は、代表的なソメイヨシノに比べて1ヶ月ほど早く見頃を迎えます。
出典:空が綺麗だね~sensitivity – So-net
田原市の免々田川沿いには河津桜が植えられ、ちょうど菜の花と見頃が重なります。川沿いの遊歩道を歩けば、ピンクの河津桜と黄色の菜の花を一度に楽しめます。
出典:フォートラベル
毎年2月下旬から3月中旬に行われる菜の花・桜まつりでは吊るし雛や鯉のぼりが飾られ、一足早い春の風景が広がります。
期間中の土日には、みたらし団子やおしるこの販売なども。
伝統行事
陶のまち瀬戸のお雛めぐり
出典:瀬戸市
瀬戸市は、常滑・信楽・丹波・備前・越前とともに日本六古窯という古くから陶磁器産業が有名な瀬戸焼の町。
茶碗や湯飲みなど身近な陶器を「せともの」と呼ぶのは、この地で作られてきた瀬戸焼から来ています。
出典:フォートラベル
毎年行われる「陶の町瀬戸のお雛めぐり」では、高さ4mもの巨大な雛壇に約1000体の陶磁器・ガラスの創作雛が飾られます。
出典:フォートラベル
通常の雛壇と違いピラミッド型になっているので、4方向から眺められるでしょう。
また、市内に30軒ほどある街角ギャラリーにもさまざまな雛人形が展示されます。
滝山寺鬼まつり
出典:フォートラベル
鎌倉時代から800年以上も続き、ご本尊の薬師如来に天下泰平・五穀豊穣を祈願するお祭り。
出典:Wazoo’s Blog – WordPress.com
起源は源頼朝の祈願からと伝わり、愛知県の無形民俗文化財にも指定。毎年旧暦正月7日に近い土曜日(※2020年は2月15日)に行われます。
出典:フォートラベル
当日は松明の行列から仏前に太鼓奉納・法要・豆まきなどと続き、クライマックスは運慶作と伝えられる「祖父面」「祖母面」「孫面」をかぶった鬼が本堂に巨大松明を持ち込み、回廊や内陣を廻る火まつり。
勇壮な雰囲気と迫力は、天下の奇祭と呼ばれるに相応しいお祭りです。
中馬のおひなさんin足助
愛知県内でもトップクラスの紅葉の名所として知られる、香嵐渓のある足助町。
出典:フォートラベル
かつては中馬街道として、三河湾からの塩や信州からの米・たばこなどが集まる拠点として栄えました。
中馬とは物資の運搬を生業としていた人々のことで、街道を頻繁に往来していたことから中馬街道と呼ばれるように。
往時の面影を残す町並みが残り、2011年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。そんな足助町で行われる「中馬のおひなさんin足助」は、街道沿いの店先や民家など約120軒で雛人形を飾る20年以上も続く人気イベント。
出典:フォートラベル
期間中の土日には、土びなの絵付け体験や地元の学生によるブラスバンド演奏など各種イベントも行われます。
年末年始の長い連休が終わり、何かと忙しい日が続きますよね。ゴールデンウィークまでは連休も少ない時期ですが、2月には令和になって最初の天皇誕生日も。
少しの時間でも満喫できるイベントも多いので、ぜひ愛知県で冬の休日を満喫してください。
※各イベントは、天候または開花状況により延期・中止になる場合があります。お出かけ前には観光協会や公式HP等で必ずご確認ください。