芋・栗・南京と言えば、女性が好きな食べ物の代名詞。その3つが美味しい時期が秋。三重県内では、これらを使った美味しいスイーツが続々登場。
そこで、三重県内で食べたい秋限定スイーツやお店をご紹介します。食べ逃すことがないよう、お出かけはお早めに!
伊勢市で食べられる秋の限定スイーツ
赤福の「赤福ぜんざい・朔日餅」
三重県の代表的な銘菓と言えば赤福。創業は1707年と、実に300年以上の歴史がある超老舗。
代名詞となっている赤福餅は伊勢土産の大定番ですが、伊勢神宮お参りのついでにお店で実際に味わっていく方もたくさんいます。
出典:昼下がりのカフェで眺める
毎年秋に登場する赤福ぜんざいも人気が高く、県内にある本店別売店や支店などでは一部店舗を除き11月1日から販売。
オーダーを受けてから焼き上げるお餅に存在感のある大粒の大納言小豆を合わせ、お参りで冷えた体を温めてホッとした時間を与えてくれます。口直しとして添えられるかり梅と塩ふき昆布も、何ともいい組み合わせ。
本店で毎月1日のみ購入できる「朔日餅(ついたちもち)」は、11月1日にはゑびす餅・12月1日は雪餅を販売。毎月、朔日餅を求めて大行列ができます。
事前に列整理券を配布しますが、手にしても必ず購入できるわけではありません。絶対に欲しいという方は、前日の17:00から配布される列整理券のできるだけ早い番号をゲットするしかありません。
伊勢プリンの鉄人の「秋プリン 素敵なお芋さん」
出典:自己中心食日記
伊勢神宮そば、おはらい町に新しくできたプリン専門店。メインの伊勢プリン2種「始まりの味・なめらか」「昔なつかし・レトロ」に加え、新しく「秋プリン・素敵なお芋さん」が登場!
濃厚なプリンに、さつまいもと紫芋クリームを合わせた秋限定の味。店内の奥にある工房で、一つ一つ職人さんが手作りしています。
出典:note
地元産の食材を始め高級バニラビーンズなど素材を厳選しているので、風味豊かでしっかりとした味わい。3個・6個などセットで購入するとオリジナルの可愛いトートバッグが付いてくるので、お土産に最適。
出典:日本スイーツ協会
また特製の食パンにこだわりのプリン液をしっかりと浸して焼いた「プリントースト」も、ぜひとも味わっていきたい一品。
ほかにもプリンソフトや飲む生プリンなどがあり、プリン好き・スイーツ好きなら素通りできないお店です。
虎屋ういろの「秋の限定のういろ」
1923年創業の虎屋はもともと和菓子全般を扱っていましたが、1938年からういろ専門店に。
定番商品には小倉・栗・桜・白・黒・虎・よもぎなどのういろがあり、春夏秋冬と季節ごとの限定商品も販売されす。
出典:平安神宮会館衣装室
秋の限定は三重県産の大豆を使用したきな粉ういろ・小倉ういろに、緑や赤・黄色と紅葉を表した色合いに仕上げた「紅葉ういろ」や、細かく切ったさつまいもがちりばめられた「焼芋ういろ」などがあります。
また国産の高級栗を贅沢に使用した栗あんを使った「極み栗きんとん」は、濃厚な味わいとしっかりとした栗の旨みが凝縮しています。
限定ではありませんが、栗を使ったものでは「栗ういろ」「伊勢茶栗ういろ」も定番商品としてラインナップされています。店舗は伊勢市のほかに鳥羽や松阪、三重県外では愛知や東京にも。伊勢神宮の参拝が旅行の行程に入っていれば、おはらい町の内宮前店や五十鈴川店が立ち寄りやすいでしょう。ういろ専門店ですが、虎虎焼きというベビーカステラも販売しています。
ちょっと変わった秋限定のお菓子
1010banchiの「シュトーレン」
出典:大暗黒天. – FC2
お店を訪れるファンの多くは、ミルフィーユがお目当て。しかし、ミルフィーユはショーケースにはありません。
出典:まろまろ記
オーダーを受けてからパティシエが丁寧に作り上げるため。芳醇なバターの香りと、できたてのサクサクした食感。季節のフルーツとコクのあるクリームのハーモニーは、感動間違いなし。
最高の状態で味わうために賞味期限は1時間とのことなので、店内にあるカフェスペースで休憩がてら味わってみてください。
オススメしたい秋の限定メニューはミルフィーユ、はもちろんですが「シュトーレン」というお菓子の方。ドイツが発祥で、11月から12月下旬に販売されます。
洋酒で漬けたナッツやドライフルーツがたくさん使われている、焼き菓子・菓子パンのようなもの。
ドイツではクリスマス1ヶ月前から、薄くスライスしたシュトーレンを少しずつ味わう風習があるとか。本場のレシピを基に作られていて、日本ではあまり馴染みのない人が多いかも。
松阪観光の途中で休憩にミルフィーユを味わって、お土産にシュトーレンをぜひどうぞ。
デザートバイキングで食べまくる!
クインテッサホテル伊勢志摩
出典:マイベストプロ
伊勢志摩の観光と一緒に、スイーツでお腹いっぱいにしてみませんか?クインテッサホテル伊勢志摩では、秋の収穫祭と銘打ったデザートバイキングを11月2~4日に開催します。
出典:食べログ
場所は館内のレストラン「Tree of Life」で、タルト・パイ・パウンドケーキ・シフォンケーキ・ガトーショコラなど30種以上のデザートが食べ放題!それに加えて、カレー・パスタ・ピザなど食事メニューとソフトドリンク約10種も食べ飲み放題。
出典:食べログ
11:30~14:00の間にガッツリと食べて、大人¥2000とコスパも申し分なし。連休を利用して伊勢志摩へ旅行を予定なら、ぜひ立ち寄ってみてください。
フレックスホテル
JR・近鉄の松阪駅からも近く、松阪観光の際には便利なホテル。2階にあるラウンジのシャルムでは、ほぼ毎月スイーツバイキングを開催しています。
大型ホテルとは違いアットホームな雰囲気ですが、テーブルに所狭しと並べられるスイーツの数々はお値段以上の価値あり。
出典:食べ放題万歳
月ごとにテーマ・主な素材が異なり、11月24・25日に開催のスイーツバイキングでは洋梨、12月14・15日はりんごがメインになります。
人気のチョコファウンテンやクレームブリュレをはじめ、ホテルメイドのケーキが盛りだくさん。欠かさず訪れるファンも多いようです。
出典:フレックスホテル
コーヒーや紅茶のほか、オレンジジュースやウーロン茶などソフトドリンクも飲み放題です。気を付けたいのが、予約制であると言うこと。
事前に予約がないと利用ができません。また14:30~16:00の90分制で、大人¥1500(税別)。お出かけ前には空き状況の確認と予約を忘れずに!
洋菓子よりも和菓子が好きな方必見!
いせやの「栗きんとん」
和菓子に目がない方は、ぜひ伊賀市のいせやへ足を運んでみてください。秋限定のお菓子がいくつかありますが、栗の時期だけの「栗きんとん」は秀逸。
じっくりと蒸した栗と砂糖を合わせ、濃厚な栗の風味としっとりとした口溶けがクセになります。販売は例年9月中旬から11月上旬なので、秋の短い期間だけのお楽しみ。
この時期には栗きんとんのほか栗大福や、蜜に漬け込んだ栗を粒あんで包んで栗の形に焼き上げた「栗っこ」なども。
出典:じゃらんnet
栗以外ですと10月下旬から11月に、干し柿入りの柿餡を同じく柿で風味を付けた道明寺生地でくるんだ「柿餅」、11月から12月には味噌餡にゆずを練り込んだ「ゆず味噌まんじゅう」の販売が予定されています。
特に栗を使ったお菓子は販売期間が短いのでご注意ください。
美味しいスイートポテトのお店
ボーイズポテト
出典:食べログ
2019年10月にオープンしたばかりなのに、クチコミやSNSなどで人気に火が付き既に行列が絶えないお店に。実はオーナーが1人で切り盛りしていることもあり、1日に作れるスイートポテトには限りがあります。そのため開店前からお客さんが並び始め、お昼過ぎに完売ということも珍しくありません。
出典:食べログ
定番のフレーバーは「プレーン」「伊勢ほうじ茶」「伊勢抹茶」「クリームチーズ&アップル」「パルミジャーノレッジャーノ」の5種。主原料のサツマイモは、伊勢産の紅はるかを使用。市内のサツマイモ農家と提携し、オーナー自ら芋掘りを行うこともあるそう。

店内にはカフェスペースがあるので、運良く購入できたらハンドドリップで淹れたコーヒーと一緒にのんびりと味わってみてください。
全品テイクアウトが可能で、箱も可愛いのでお土産にもオススメ。キッズスペースもあるので、小さな子供と一緒でも安心ですね。
食べられる時期や数量が限られていると知れば、つい食べたい気持ちが膨らんできてしまいます。
ご紹介したお店はごく一部ですが、ほかにも限定商品やデザートバイキングが楽しめるお店があります。
三重県への旅行を計画したら、ぜひスイーツのお店のチェックも忘れずに。食べずに帰ると、きっと後悔しますよ!
※限定スイーツは原料の入荷状況や店舗の都合などにより、売り切れまたは早めに終了する場合があります。お出かけ前に各店舗へご確認ください。