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今回は北海道のソウルドリンク、「ガラナ」の魅力に迫ります。さて、北海道ではガラナという飲料は北海道民にとって馴染み深いはず。飲んだこともない人でもスーパーや自販機でよく売っていると言えば思い出す方もいるのではないでしょうか。そうです。この商品。
ガラナです。今回はガラナがどんなものなのかという概要と、ガラナが北海道民に愛されている背景を探ってみることにします。
ガラナとはそもそも何?
ガラナ、ガラナと言われても、馴染みがない方には頭にただただハテナが浮かぶだけですよね。というわけで、ガラナ飲料の説明に入る前にガラナとは何かについて少し触れたいと思います。
「ガラナ」を一言で表すと、ブラジルアマゾン川のごく一部の流域に生息しているツル性植物の果実のこと。正式学名は「パウイニア・クパーナ」。写真のように小さく丸く、房状に生えます。また、果皮は赤く、熟すると実が弾け、黒い種が現れるのが特徴です。
この種子ですが、非常に栄養価が高く、コーヒーの約3倍のカフェインや豊富なタンニンが含まれているのだそう。それに加え、コリン、カリウム、カルシウム、アミノ酸、サポニン、ガラニンなど身体に有効な成分も豊富に含有。まさに栄養面ではピカイチのすごい果実です。
そのため、アルコール抽出したエキスは維持、疲労回復、滋養強壮に効果的とか。そして、これらの効能の中でも、近年では滋養強壮が特に注目されており、ガラナの需要が増加傾向だそうです。
そんな果実を摂取するための、一つの手段が飲料にすること。今回ご紹介するガラナ飲料はこの果実であるガラナに糖分や炭酸を加えて作っています。念のため補足しますが、飲料以外でもこの果実を摂取する手段としてチョコレート、ガム、タブレット、さらには頭痛の治療薬や鎮痛剤なども挙げられます。
このように幅広い分野でこのガラナが活躍していることがお分かりいただけたでしょうか。ただ、道内でガラナといえばガラナ飲料のことを指すのでガラナはガラナ飲料のことを指すと思って、以下をお読みください。
ガラナの味は一体どんな味?
味を一言で表すとなると難しいです。よく言われているのが、「ドクターペッパーに似た少し薬のような味」や、「濃い麦茶にジンジャーエールを混ぜたような味」です。筆者の体感では前者が近いかもしれません。ただ薬のような味というのが、正直な本音です。
近年ではレッドブルやモンスターなどの薬のような味が増えてきましたが、一重に現代人の舌の変異によるものなのではないでしょうか。つまり、薬のような味が敢えて好きだという若者が増えてきたように思えるのです。
ガラナが愛されている背景
ガラナは上述したように、ブラジルアマゾン川のごく一部のものと言いました。では、なぜ日本、特に北海道にこのガラナが浸透したのでしょうか。
時をさかのぼること1958年。その当時の日本の全国清涼飲料協同組合連合会はアメリカのコカ・コーラに対抗するものを開発していました。そこで注目されたのが、ガラナだったのです。その当時の日本の炭酸飲料といえば、ラムネやサイダー。しかし、もし仮にコカ・コーラが日本にやってきたら、ガラナを含むそれらの炭酸飲料のマーケットシェアを奪われる可能性があり、当時の組合連合会の懸念事項でもありました。そのため、コーラーに対抗する新たな炭酸飲料の開発が必須でした。
案の定、コカコーラは日本に来て以来、圧倒的なスピードで普及し炭酸飲料の不動の地位を築きます。ですが、北海道に関してはそうはいきませんでした。北海道はご存じのとおり、本州と陸路で繋がっておらず、当時の情報の伝搬が遅かったためだとか。そのため、コーラ飲料が北海道で普及する前に、ガラナブームを引き起こしたことが引き金となり、現在の状態に至ったとか。
ガラナの概要について今までお伝えしてきましたが、では次にどのようなガラナがあるのかを見ていきましょう。
ガラナの種類
ガラナ飲料といえども種類は豊富です。今回はキリンガラナとコアップガラナという2つの人気のガラナ飲料をご紹介させていただきます。
キリンガラナ
暑い真夏にキンキンに冷やして飲むのに最適なキリンガラナ。その名の通り、大手飲料メーカーキリンビバレッジが製造しています。サイズも豊富でありペットボトル(500ml/1500ml)と缶(350ml、500ml(写真))など)。大手飲料メーカーが販売していることもあり、コンビニやスーパーなど北海道で入手しやすいのが特徴として挙げられます。筆者的にも、最も好きなガラナ飲料で、味もドクターペッパーにより近いというのが体感としてありますね。
そんな筆者ですが、先日キリンガラナを大量に購入しました。
もちろん、皆様にご紹介するにあたって、より詳細に理解していただこうという意図のものでの購入です。裏面にはこう書かれていました。
冒頭部でご紹介した効能がそのまま書かれています。また、原材料は砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、ガラナエキス、酸味料、香料、カラメル色素、カフェインと入っているのですね。ここで対比として、ペプシコーラの原材料を見てみましょう。
ペプシコーラの原材料の原料はというと、糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、香料、酸味料、カラメル色素、カフェイン。ガラナエキスが入っているかどうかの違いでした。ただこのガラナエキスが肝なように思えます。でなくては、味の相違はありえません。もしガラナに興味をお持ちになりましたら、是非皆様も飲んでみてくださいね。
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価格:3,580円 |
コアップガラナ
キリンガラナではなく真のガラナといえばコアップガラナという人もいるほど北海道民の方々に支持されているガラナ飲料。製造元は株式会社小原(おばら)であり、道南の七飯町に工場を構えています。
特徴としては、原料にこだわりをもっていること。たとえば、原料に横津岳の天然水、北海道産じゃがいもを主原料とした果糖ぶとう糖を用いています。また、顧客のニーズに応えるために、関連商品も発売しています。たとえば、カロリーが低いガラナが飲みたいという方に向けて、黒ラベルのコアップガラナ(ペットボトル500ml)を販売していたりと頑張っています。気になるお味はコーラとオロナミンCを混ぜたような味というのがベストでしょうか。
道民の皆様の中にはガラナが好きな方もいらっしゃる一方で、まだ飲んだことがない方も中にはいらっしゃるかもしれません。そんな方に向けて、ガラナ飲料を飲むきっかけとなれば嬉しいです。あくまでカフェインの塊だと思いますので飲みすぎにはくれぐれも注意です。適量飲まれるのが最も効果的かと。特に高血圧症、心臓病、糖尿病などの方は摂取時に注意してくださいね!
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