北海道民ならほとんどの方が大好きなあげいも。そのあげいもが食べられる場所といえばそうです、「中山峠」ですね。今回は北海道のソウルフード、中山峠の「あげいも」の魅力をご紹介します。
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そもそも中山峠とは
中山峠(なかやまとうげ)は、北海道の札幌市南区と虻田郡喜茂別町の境にある峠のことをさします。よく札幌から郊外へおでかけになられる時に通られる方も多いのではないでしょうか。調べてみると、この中山峠の通り、すなわち国道230号線は24時間平均交通量は1万台を超えることもあるとのこと。他の通りと比べると、非常に多い台数ですね。
また、ここのルートは交通量が多いだけでなくスピードを出して走行される方が多い印象。さらに、カーブが多いので運転に不慣れな方は怖い思いをするかもしれません。そのためか、カーブやスピードの出しすぎにより、事故も多発するエリア。行く際はくれぐれも運転に気をつけてくださいね。
そして、中山峠で是非立ち寄って欲しいのが、「道の駅 望羊中山」。題目からご明白かと思われますが、ここ中山峠の道の駅では「美味しいあげいも」を食べられます。あげいもとはご存じの通りジャガイモを使用した揚げ物料理ですね。
しかし、北海道ではあげいもはファーストフードと言われるくらい、おやつにも出てきたりとメジャーな食べ物。道外の方はあまりピンと来ないかもしれません。しかし、本当に道民はあげいもが大好きなのです。そしてあげいもといえばここ中山峠の名前がまず上がってくるのです。ではなぜこんなに中山峠のあげいもが有名なのでしょうか?
中山峠のあげいもが人気な理由
とにかく美味しい
まず理由の一つ目として美味しいです。ここのあげいもは甘い生地の中にホクホクのジャガイモが入っているのですが、この生地とじゃがいもの調和がすばらしいです。食感も外はカリッ、中はふわっとしています。
この美味しさの秘訣をより詳細に見ていきましょう。まず生地はベイキングパウダーと小麦粉がミックスされています。それに加えて、企業秘密である何かも加わっているらしいです。生地の味の根幹はその何かなのかもしれませんね。しかし、秘密である以上わかりません。一方、じゃがいもに関しては、羊蹄山麓の男爵いもを用いているのだそうです。この男爵いもは寒暖差によりでんぷん量が豊富なこともあり、甘味があることが特徴とのこと。
作り方としてはじゃがいもの皮をむき、塩茹でした後で生地にじゃがいもをつけて絡ませます。その後、これらを油でかりっと茹でれば完成です。案外簡単かもしれませんね。もしご家庭で作られる場合はホットケーキミックスと砂糖、水をつけた生地を用いることで簡単にあげいもが作れます。興味がある方はやってみてください。
コスパが良い
出典:blog.livedoor.jp
ここのあげいもは3個つきで350円。この値段は他のお店とあまり変わらないかと思われます。しかし、この中山峠のあげいもは何といったってその大きさが凄いです。なんと、重さが3個で200g以上も。とっても大きく、食べ応えがあるとはこのこと。女子ですと、これだけでお腹いっぱいというケースも珍しくなく、ドライブ中ですと2人くらいでシェアするのも良いかもしれません。
味付けの種類が豊富
売り場の近くにはマイキッチンというトッピングコーナーがあります。そこには、あげいもの味付け材料としてケチャップ、マヨネーズ、ソース、カレー粉、クレージーソルト、チリガーリックパウダーなどのスパイスが置いてあります。
そのため、自由に味付けを楽しめます。筆者もここ中山峠のあげいもを何度も食べたことがありますが、最初は何もつけずに素朴なあげいもを楽しんでから、ケチャップをつけて食べています。
そして、その後にトッピングを複数組み合わせて面白い組み合わせを試すということをやっています。個人的にはチリガーリックパウダーとマヨネーズの組み合わせが好きでした。皆様も自分にあった最高の組み合わせを試してみてください。
とにかく大人気のあげいも
この中山峠の道民の中で人気なことは分りました。それでは質問です。果たしていくつ売り上げがあるのでしょうか?
答えは多い日で一日5000本ものあげいもが売れるそうです。単純に定価をかけてしましょう。一日の打ち上げが175万円。この値から原価を差し引いたのが利益です。
ただ、すごい売り上げ金額ですよね。また、年間にすると年間売り上げは1億4千万円なのだそう。ここまでいくと驚愕です。というわけで興味のある方は是非中山峠であげいもを食べてみてくださいね。
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