夏の思い出作りにピッタリな三重県でおすすめのイベント

山海里

強い日差しが照り付け、例年以上に暑さが厳しい夏。しかし夏ならではのイベントも多く、やっぱり出かけたくなりますよね。三重県内でも花火大会をはじめ、各地でお祭りやイベントが開催されます。そこで、7月・8月に開催予定の夏の思い出作りにピッタリな三重県でおすすめのイベントをご紹介します。まだ夏の予定を立てていないなら、ぜひご参考にしてお出かけください。

7月のイベント

【鳥羽市】鳥羽みなとまつり

鳥羽みなとまつりは金刀比羅宮鳥羽分社のお祭りです。神様にお祭りをご覧いただくために設置した仮宮で行われる巫女舞など、行宮祭(あんぐうさい)と呼ばれる神事が15:00から行われ一般客も見学できます。

7月のイベント

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

また昔の神事を再現した海上渡御は、電飾船によるパレードが19:00から30分間行われます。ほかにも和太鼓の演奏も予定されています。そしてお祭りのラストを飾るのが打ち上げ花火。

プログラムは宇宙旅行がテーマで、「第1章 飛びたて宇宙」「第2章 夏の大三角形」「第3章 天の川瀑布」の3つで構成。20:00から1時間にわたり、5000発の花火が夜空を彩ります。

7月のイベント

出典:フォートラベル

そして「第2章 夏の大三角形」の中で打ち上げられる土星花火の発数を当てると、鳥羽特産品が当たる企画も。お祭りのパンフレットにある応募用紙に記入して応募BOXに入れるか、メールでも応募可能。ぜひお出かけの際には企画にチャレンジしてみてください。

 

開催日時:7月下旬18:00~21:00 ※荒天の場合は花火大会のみ順延
会場:鳥羽マリンターミナル周辺

【桑名市】桑名水郷花火大会

7月のイベント

出典:株式会社中部コーポレーション – CHUBU-NET

1934年に、揖斐川・木曽川に架かる国道1号線の橋「伊勢大橋」の完成を記念して始められた花火大会。戦時中に一時中断したこともありましたが、現在まで続く歴史がある夏の恒例イベントで例年20万人もの人が訪れます。

7月のイベント

出典:Twitter

こちらで打ち上げられる花火は、水中スターマイン・二尺玉・ナイアガラ・仕掛けなど約10000発。特に東海地区最大規模と言われる二尺玉約20発は圧巻の一言。

水中スターマインは水の上に扇形に広がり、川岸の観客席からも近いため音や振動がダイレクトに伝わってきて迫力があります。川の幅や深さを利用した、この地域ならではのもの。

当日の開催有無については専用ダイヤル(0818-995-987)がありますので、お出かけ前にご確認ください。

開催日時:7月下旬 19:30~21:00
会場:揖斐川河畔 鍋屋堤

【名張市】名張川納涼花火大会

1930年に参宮急行電鉄(現在の近鉄)が開通したのを記念し、翌年の1931年から行われる名張市で最も賑やかなイベントです。1937年に戦争のため一時中断しましたが、その後1949年から再び行われるようになり現在に至っています。

7月のイベント

出典:伊勢新聞

新町区にある愛宕神社は火防の神として知られ、花火大会当日の19:30から行われる『愛宕の火祭り』が花火大会のスタートの合図です。白装束に身を固めた区民が、神輿を先頭に松明を片手に名張川を渡る勇壮なお祭りです。

7月のイベント

出典:nanowa

「高く!ひらいてこそ花火!!」をメインテーマに、仕掛け花火やスターマインなど約5000発が打ち上げられる予定。観覧者数は約6万人ともいわれ、人口約7万人の名張市が一番盛り上がるお祭りです。

開催日時:7月下旬 ※荒天時は順延 19:50~21:00
会場:名張川新町河畔

【紀北町】きほく燈籠祭

1928年に赤羽川の川開き行事として、燈籠を流したのが始まりと言われます。しかし1974年を最後に中断。その後1987年に、より巨大な燈籠を制作して湾内に浮かべて花火と競演させるお祭りへと進化していきました。

7月のイベント

出典:Twitter

海に浮かべる巨大な燈籠は毎年異なり、今年は高さ9mの獅子。こちらの花火は海面いっぱいに広がって見えるのが特徴で、中でも日本でここでしか見ることができない花火「彩雲孔雀」は別格の美しさ。

7月のイベント

出典:FM三重

これは花火を打ち上げる防波堤が直線ではなく、クランクしているような形をしているからだそう。横に広がる花火が他の花火に引火しないため、まるで孔雀が羽を広げたような形の花火が見られるというもの。

日中は子供でも楽しめるイベントが開催され、花火の打ち上げは20:00からの1時間で3000発が予定されています。

開催日時:7月下旬
会場:長島港

8月のイベント

【伊勢市】伊勢神宮外宮さん ゆかたで千人お参り

8月1日は八朔(はっさく)と言い、古来伊勢地方では両宮をお参りし五穀豊穣や無病息災などを祈る風習がありました。その八朔参宮を伝え継ぎ、毎年8月1日に「伊勢神宮外宮さん ゆかたで千人お参り」が行われます。

8月のイベント

出典:神宮巡々

自分で着られない方でも、必要なものを持参すれば伊勢シティプラザで着付けを行ってくれます。16:00~19:00の間で無料で行いますが、先着順のため予定している方は早めにお出かけください。もちろん浴衣でなくても参拝できます。

8月のイベント

出典:三重県

18:20から、太鼓の音を合図に『一緒にお参り』が行われます。火除橋を出発し、神楽殿・正宮まで進みます。この日は外宮と月夜見宮が20:00まで夜間拝観を行います。

外宮参道では竹明かりが灯り、神にぎわい広場では屋台なども出て賑やかになります。伊勢の昔ながらの風情を楽しむイベントで、年に1日だけの特別な日。ぜひ伊勢にお出かけ予定の方は、外宮へもお参りしてください。

開催日時:毎年8月1日 17:00~21:00
開催場所:伊勢神宮外宮と外宮参道・神路通など

【桑名市】長島温泉 花火大競演

8月のイベント

出典:一休

全国から一流の花火師が集まり、日替わりで打ち上げ花火を披露します。仕掛け花火や庭園花火・スターマインなど、その数は各日約1500発。

ナガシマスパーランドの芝生広場には約5000人が収容できる特設会場が設けられ、観覧料は無料。ただし、パスポートや入園料などのチケットが必要です。

8月のイベント

出典:フォートラベル

花火開催日は19:00からの割引チケットが販売され、大人¥800・小学生¥400・幼児¥200。花火だけを楽しむなら、こちらのチケットがお得。

ただ開催日当日は22:00まで営業しているので、花火を鑑賞した後にアトラクションも楽しみたい場合は別途パスポートやのりもの券が必要になるのでご注意ください。

花火が見られる場所は特設会場以外にも園内各所にあり、大観覧車やコースターなどでもタイミングが合えば可能。普段とは違う形で花火を楽しむのもいいのでは?

開催日時:8月や9月の特定日 20:00~25分間
会場:ナガシマスパーランド内

【尾鷲市】おわせ港まつり

1950年から続く尾鷲で人気のイベント。毎年8月の第1土曜日に開催され、フラダンスショーや太鼓の演奏など賑やかに行われます。祭りのクライマックスは、海上花火大会。

8月のイベント

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

三方を山に囲まれている地形なので、打ち上げた時の反響音がズシンと体の奥まで感じるほど。花火の打ち上げは20:10~21:30で、約3000発を予定しています。

マリンスポーツのプロパフォーマンスチーム『ハイドロスター』によるウォーターデッキショーも披露されます。防水LEDの電飾が付いたコスチュームを身に纏い、ダイナミックなパフォーマンスを繰り広げます。

8月のイベント

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

8:30~12:30までは、海産物や水産加工品などを販売する朝市『尾鷲イタダキ市』も開催。1日を通して様々なイベントが予定されているので、ぜひ早い時間から出かけてお楽しみください。

開催日時:8月上旬※小雨決行、荒天時は延期 花火の打ち上げは20:10~21:30
会場:尾鷲港一帯

【桑名市】桑名石取祭(いしどりまつり)

8月のイベント

出典:SOTOday

江戸時代の初期に始まったといわれ、桑名の南部を流れる町屋川の石を採り春日神社に奉納するお祭り。毎年8月第1日曜日を本楽、その前日の土曜日を試楽として行われます。

試楽日の午前零時に、神前神楽太鼓を合図に各町内の祭車が一斉に鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らす「叩き出し」から始まります。

8月のイベント

出典:じぶん日記 – エキサイトブログ

そして本楽の午前2時の叩き出し、さらに夕方から桑名宗社前に練り込む渡祭でクライマックスを迎えます。このお祭りでは、43台ある祭車のうち毎年30台以上が参加をしています。見事な装飾を施した各祭車の彫刻などは、本楽の日中に行われる整列でじっくり観察できるでしょう。

鉦や太鼓を打ち鳴らすことから「日本一やかましい祭り」とも言われ、その勇壮な姿はぜひ見ておくべきお祭りです。2007年には国指定重要無形民俗文化財に、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。

開催日時:8月上旬 ※本楽の渡祭は18:30から
会場:春日神社周辺

【名張市】真夏のライトアップ・キャンドルナイト

8月のイベント

出典:山水園

名張市で最も有名な観光地でもある赤目四十八滝渓谷。「平成の名水百選」「日本の滝百選」「森林浴の森百選」などに選ばれ、4kmにわたって続く遊歩道沿いに滝が点在しています。

8月のイベント

出典:Goo

不動滝・千手滝・布曳滝・荷担滝・琵琶滝の赤目五瀑と呼ばれる有名な5つの滝を始め、大小様々な滝を見ながら遊歩道をゆっくり往復すると3時間ほど。そんな赤目四十八滝渓谷で行われるのが『真夏のライトアップ・キャンドルナイト』。霊蛇滝と不動滝のライトアップ、遊歩道沿いには数百個のキャンドルや竹に無数の穴を開けて作られた竹灯りが置かれ渓谷を幻想的に彩ります。

マイナスイオンをたっぷり浴びながらの森林浴は、暑い夏には最適な楽しみ方。日中は散策を、そして日が落ちた頃から始まるライトアップされた滝やキャンドルを眺めて独特の世界観に浸る。ぜひこの夏は、赤目四十八滝渓谷へ涼みに行ってみませんか?

渓谷入山料:大人¥400・子供¥200・幼児無料                    開催日時:8月中旬 19:00~21:00
会場:赤目四十八滝渓谷

【熊野市】熊野大花火大会

300年の歴史を持つ、東紀州最大規模の花火大会。お盆の初精霊供養に花火を打ち上げ、その花火の火の粉で灯籠焼を行ったのが起源とされます。

迫力のある花火が見られるイベントとして熊野市内外からたくさんの見物客が訪れ、昨年度は約12万人が楽しみました。

8月のイベント

出典:豆知識PRESS

花火は約10000発が打ち上げられ、中でも主な見所が3つ。全速力で走る2隻の船から、点火した花火玉を海へ次々と投げ入れて、海上で扇形に広がる「海上自爆」。

沖合400mの場所に鉄骨製の筏を停泊させ、重さ250kgの三尺玉を設置して点火し爆発させる「三尺玉海上自爆」。直径600mにも広がり、美しい半円形の光を作り上げます。

8月のイベント

出典:kumanopw.exblog.jp

そして国の名勝・天然記念物に指定されている景勝地の鬼ヶ城では、花火大会のフィナーレを飾る「鬼ヶ城大仕掛け」が行われます。鬼ヶ城の岩場に8号玉から二尺玉まで数十発の花火をセットし、そのまま爆発させます。

美しい扇状に広がる花火とともに、爆音となって響きわたります。そのド迫力の花火をぜひ現地で体感してみてください。

開催日時:8月中旬 19:10~21:30
会場:七里御浜海岸

夏の夜空を鮮やかに彩る花火や、幻想的な世界へと誘うライトアップなど魅力的なイベントをご紹介しました。
いつもより暑いこの夏は、ぜひ大切な人と三重県のイベントへお出かけください。思った以上に、感動的な夏の思い出が作れるはずです。※天候により中止または延期になる場合があります。お出かけ前に運営を行う施設へご確認ください。※開催時間や場所は、主催者側の都合または天候などにより変更になる場合も。

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