妹背牛(もせうし)
妹背牛町は、北海道空知総合振興局管内北部にある町。 町名の由来はアイヌ語の「モセウシ」で、「モセ・ウシ・イ」が転訛したものとされています。当初は「望畝有志」と表記されましたが、1898年に現行の表記「妹背牛」に変更されました。
染退(しべちゃり/しびちゃり)
日高管内新ひだか町の静内川の旧名で、由来はアイヌ語の「シベイチャニ(鮭の産卵場)」「シュプサル(葦の草原)」などと諸説あます。昔使われた名残で今も施設の名前なんかで使われています
西舎(にしちゃ)
日高管内浦河町にあった村名で、由来はアイヌ語の「ニーチャ(樹を伐るところ)」とか。「ニシュウチャ(臼の形をした海岸)」という話もあるけれど、沿岸部から距離があるので誤りだと思うな。 大正4年に浦河町と合併したあとも消滅せず、今でも字名で残ってます。
弟子屈(てしかが)
弟子屈は北海道の道東にある町名です。秘境の湖として知られる摩周湖があることで有名で、北海道内のツーリングスポットとしても名前が知られています。町名の由来はアイヌ語から来ています。
水松沢(おんこのさわ)
共和町や札幌市にある地名で、由来はオンコがたくさん生えていたからとか。もともと「水松」と書いて「イチイ」と読むんだけど、北海道や東北だと方言で「オンコ」と呼ぶんだ。
留辺蘂(るべしべ)
“るべ”までならなんとか読めますよね。しかし問題は”しべ”です。どう考えてもしべとは読めないです。
音威子府(おといねっぷ)
「」と読むのだ。JR駅内にある蕎麦屋さんのかけそばが絶品らしい。と、知り合いのライダーが言っていた。スープがゴン黒いくて味が濃いらしい。あとスキー場が難易度高すぎ。ニセコのスキー場なんかよりよっぽど難易度高いですよね。
負箙(おふいびら)
十勝管内本別町にある地名で、由来はアイヌ語の「ウフイピラ(燃えますうに赤い崖)」とか。「箙」は本来「えびら」と読む漢字です。
馬主来(ぱしくる)
十勝管内音別町や白糠町にある地名、沼名で、由来はアイヌ語の「パシクル(烏)」とか。半濁音ではじまるのが日本語由来でないことを感じさせる地名だね。
風不死岳(ふっぷしだけ)
千歳市にある山名で、由来はアイヌ語の「フプウシ(トドマツのある所)」とか。余談だけど昔千歳は「シコツ」という地名で、「死骨」に通じて不吉だから「千歳」に改名したんだ。同じ音の「支笏湖」に面した山が「風不死岳」 偶然なのかな
嬰寄別(あっちょろべつ)
北海道釧路町南西部にある地名で、アイヌ語の「楡[ニレ]の木の皮を漬けて置く川」が語源です。現在は城跡があったことから「城山」と呼ばれており、地図には城山で乗ってます。
知方学(ちっぽまない・ちぽまない)
北海道釧路町にある地名で、アイヌ語「チプオマナイ(河口に魚がたくさん集まる川)」が語源です。
負箙(おふいびら)
十勝管内本別町にある地名で、由来はアイヌ語の「ウフイピラ(燃えますうに赤い崖)」とか。「箙」は本来「えびら」と読む漢字だよ。
白人(ちろっと)
北海道中川郡幕別町にある難読地名。アイヌ語の「チル・オッ・トー(鳥のいる沼)」が語源です。 ながいもが特産品です。
生花苗(おいかまない)
北海道大樹町にある地名。アイヌ語の「波が越えて入る」が語源です。難しい地名で、しかも地域にある沼「生花苗沼」にいたっては「オイカマナイトウ」と読みます。
いかがでしょうか?わかった人は少ないのではないのでしょうか?
アイヌ語を知らない我々はそれが普通なのかもしれません。
以上北海道の読み方が難解な地名厳選集でした。
北海道の難読地名についてですが、「米飯」が旭川市内の地区名を指しているのであれば、読みは「べいぱん」ではなく「ぺいぱん」です。
加賀千登世様
ご連絡いただきましてありがとうございます。
そして、間違った記事を投稿してしまい申し訳ありません。
以後気をつけたいと思います。
北海道LOVERS編集部 担当佐藤