世界中にあるビーチリゾートの中でも、日本から近く物価も安いアジアは人気が高いですよね。
「長期の休みが取りづらい」「食事が合うか心配」「お金はあまり掛けたくない」そんな悩みを解消してくれる場所の1つが、タイ王国。
タイ王国にはいくつか離島がありますが、ビーチやエステ・ショッピング・グルメとあらゆる楽しみ方ができるプーケットがオススメ!
カップルや夫婦、家族や学生旅行などどんなシチュエーションや希望にも答えられます。そんな太っ腹なプーケットの魅力を、たっぷりとご紹介します。
プーケットってどんなところ?
出典:海のある暮らし
プーケットは島ではあるものの、実際にはサラシン橋によって本土と繋がっています。首都のバンコクからなら、飛行機で1時間ちょっと。
年間600万人以上の観光客が訪れる、タイ王国でも人気のリゾート地です。
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一番賑わうパトンエリアを始め、島の至る所に白砂の美しいビーチが点在。そのビーチ周辺には、バックパッカーには有り難い安宿から高級ホテルまで並んでいます。
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飲食店もローカルからイタリアン・フレンチと、アジアや欧米からの観光客も満足できるグルメが揃っています。
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さらには激安の足つぼマッサージにスーパーでのお土産探しなど、朝から夜までフルに使っても足りないくらいの満足度。
短い滞在の日程でもぜひ組み込んで欲しい、そんな島内の見どころをピックアップしました。
プーケットで行くべき観光スポット
プーケットタウン(オールドタウン)
1800年頃、スズの発掘や中国・インドなどへの輸出をする港湾都市として栄えたプーケット。そのことから、町の中には欧米や中国などから影響を受けた建物が残されています。
その中でも旧市街はオールドタウンと呼ばれ、さまざまな文化がミックスされたエリア。歴史を感じる町はノスタルジックな雰囲気を纏い、それでいてパステルカラーの色合いの建物が並ぶ観光客にも人気の場所。
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カフェや雑貨店もあるので、散策にピッタリ。ただし、日差しを避けられる場所は少ないので日焼け対策は万全に。
空港やパトンビーチなどからは車で30~40分ほどで、ソンテウという乗り合いのバスやトゥクトゥクが便利。
ホテルによっては無料のシャトルバスがプーケットタウンへと運行している場合もあるので、ホテルへ確認してみましょう。
タイガーキングダム
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トラと触れ合える施設「タイガーキングダム」。触れ合えると言っても軽くタッチどころか、抱きついたり足を持ち上げたりとかなりアグレッシブな触れ合い方が出来る場所。
大きさの異なるトラが40頭以上いて、その大きさによってプログラムは4種類あります。一番人気は赤ちゃんトラで、ここはいつも行列が出来ています。
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それよりも少し大きな子供のトラ、さらに中型・大型とあります。それぞれ値段は異なりますが、赤ちゃんトラと大型のトラなど2種類以上の組み合わせが出来るセット料金の設定もあります。
檻の中に入って係員の指示に従いながら、トラとの触れ合いを楽しみましょう。体験をするにあたり、当然ですが注意しなければいけないことがいくつかあります。
出典:ブルーアイランド
絵の解説付き案内板や日本語での注意説明書があるので、しっかりと読んで思う存分触れ合ってください。
プロムテープ岬
「タイで最もきれいな夕日が見られる」と、タイ国政府観光庁のHPにも紹介されているのがプロムテープ岬。もちろん天候に恵まれれば、日中でも美しい景色が眺められます。
出典:フォートラベル
プーケット初心者向けの島内観光ツアーでも、必ずと言っていいほど立ち寄るビュースポット。小高い丘の上からは紺碧のアンダマン海と、遠く浮かぶ島々の姿が一望。
広場にはプラ・プロムというヒンズー教の神様の像があり、その周りには象の置物がたくさん並べられています。ここへお願い事をして叶った後に、神の使いの象の形をした置物をお供えするそうです。
そばにある売店ではロウソクや線香などを販売しているので、ぜひ思いを伝えてみましょう。お出かけ前に、サンセットの時間をチェックしておきましょう。
プーケットファンタシー
出典:フォートラベル
25万坪と広大な敷地を持つテーマパークで、東京ドームなら17個分にあたるとか。そんな広い園内では、最新技術を駆使して演出するショーや、民族衣装の着付けと写真撮影、さらに象乗りとさまざまな体験が出来ます。
出典:Phuket FantaSea – The Ultimate Thai Cultural Theme Park | Official …
「プーケットに行ってまでテーマパーク?」と思われがちですが、意外と「見て良かった!」という方が多い場所。メインとなるショーには30頭ほどの象も参加し、かなりダイナミックで本格的な内容。
出典:フォートラベル
21:00から約90分行われるので、ツアーではその前に到着してディナーを組み込むことが多いですね。ショーのスタートまで時間があるようなら、ショップなどでお土産探しもオススメ。
終了後は一斉に迎えの車が出発して混雑するので、翌日は朝からのオプショナルツアーを入れないように計画するのがオススメです。
ビッグブッダ
ひときわ目立つ、大理石で造られた大仏様。驚くのはその高さ!奈良の大仏が像高約15mで、その3倍もある45m。
2004年に発生したスマトラ沖地震による津波の後に、希望のシンボルとして建造が始まったそうです。
しかしながら雨の多い時期があることや国民性によるものか、なかなか完成に至らず。大仏周辺では工事中の箇所が残っている場合がありますが、見学は可能です。
出典:バンコクナビ
この大仏様は、全て寄付によって建設されています。四角い大理石の板を購入すると、それにペンでメッセージが入れられます。これが寄付にもなって、建立のお役に立てると言うわけです。
寺院のため、肌の露出に気をつけてお参りをしましょう。
ワットシャロン(ワットチャロン)
出典:フォートラベル
タイ国民は95%が仏教徒と言われる仏教国。ワットシャロンは1837年建立と言われ、プーケットでは最大の規模を誇るタイ式の仏教寺院。
出典:ameblo.jp
敬虔な仏教徒からの厚い信仰を集め、極彩色で彩られた建物の壁や柱に屋根などが美しく、海外からの観光客にも人気です。
本堂には3人の高僧が祀られ、その体は参拝者が寄進して貼り付けた金箔で覆われています。
出典:プーケット旅行センター
お参りの前には、本堂脇でロウソクと線香・蓮の花・金箔のセットを購入しましょう。金箔を貼り付ける場所は、自分の体で不調を感じる部分と同じ場所が良いとされています。
敷地内にはお釈迦様の遺骨を安置した仏舎利塔や、タイ王室の歴史が学べる博物館もあります。
サイモンキャバレー
出典:ameblo.jp
プーケットで本格的なニューハーフショーが見られる場所として、毎晩たくさんの観光客が訪れています。歌とダンス、そして笑いありと賑やかで楽しいショー。
18:00・19:30・21:00の3回行われ、煌びやかな衣装と舞台がニューハーフの皆さんをより美しく彩ります。
出典:タイ国政府観光庁
普通席とVIP席があるので、どちらにするかで料金が異なります。ショー終了後には、出演者が並んでお出迎え。
お気に入りのニューハーフの方と写真を撮ることが出来ますが、チップが必要。1人あたり100バーツ程度なので、大人数で撮影すると大変なことに。
21:00からのショーは帰りが遅くなるので、個人で出かけるよりもオプショナルツアーで参加した方がいいですね。
アイランドサファリ
出典:TOMO’S TRIP シンガポール在住 東南アジア/世界の旅情報
プーケットというとビーチリゾートのイメージが強いかもしれませんが、内陸部は緑に包まれた自然も残っています。そんな自然を満喫できるのがアイランドサファリ。
出典:プーケット旅行センター
大きな象の背中に乗ってトレッキングに出かければ、いつもより高い位置からの景色が楽しめます。
出典:フォートラベル
ほかにも運河でカヌー体験をしたり、水牛に乗って豊かな田園風景の中をお散歩へ。また象やムエタイのショーも見たりと、ここに来ればいろんな体験が可能。
オプショナルツアーなら、半日からあります。毎日ビーチやプールで過ごすのも楽しいですが、動物と触れ合って大自然も満喫できるアイランドサファリでの1日も日程に加えてみては?
バンザーン市場
出典:フォートラベル
プーケットを代表する市場で、パトンエリアにある大きなショッピングモール・ジャンクセイロンの裏手にあります。
建物の1階には生鮮食品や生花の販売、2階はフードコートになっています。しかし、行くのであれば夜がオススメ!夕方くらいから市場の建物の周囲に屋台が出始めます。
出典:フォートラベル
海鮮からご飯・麺類など、美味しいタイ料理がリーズナブルに味わえます。テーブルとイスが用意されている所もあるので、夕食にサクッと食べていくのもOK。
テイクアウトできるので、部屋飲み用のおつまみとして購入するのもいいですね。お店選びに迷ったら、地元の人が買っているお店を狙ってください。
家族や気の合う友達でも、旅先での過ごし方は案外違ったりするもの。ビーチやプール、ショッピングにエステ、グルメに夜遊び。プーケットほど、どんな楽しみ方もできる場所はなかなかありません。
今度の旅は、プーケットの溢れる魅力にドップリと浸かってみませんか?
※営業時間・定休日などは、シーズンによって異なる場合があります。お出かけ前にHPなどでご確認ください。