フィンランドといえば、日本でも有名な「ムーミン」や「サンタクロース」の出生地。また、世界一幸福と呼ばれる豊かな国としても有名です。実は、日本から最も近いヨーロッパってフィンランドなんですよね。今回はそのフィンランドのおすすめ観光スポットをご紹介いたします。まだ行かれていない方は、ぜひこの機会にフィンランドの魅力をご覧いただければ幸いです。
▽実際にフィンランドに行き、観光地を納めたムービーはこちら▽
フィンランドはそもそもどこにあるの?
上記地図のように、フィンランドは、北欧に位置しており、ノルウェー・スウェーデンの隣となります。首都はヘルシンキ。バルト3国とも近いことから、一緒に旅行するのも良さそうですね!
さて、フィンランドの特徴を列挙すると以下のようになります。
- 日本からの距離が近い
→成田空港からは毎日直行便が発着しており、首都ヘルシンキまで約9時間程で、ヨーロッパの中だと最短 - 水域が多い
→国土の約10%が湖沼と河川などの水域。日本だとわずか0.8%なので驚愕的な数字 - 年間の寒暖差は80度超
→冬で摂氏20度以下、夏は30度に達することがあり、寒暖差が高い - 夏になると1ヵ月以上も白夜が続く
→他の緯度が高い国と同様に白夜が見られる。 - 男女平等の文化
→世界経済フォーラム(WEF)が2016 年に発表した男女平等指数のランキングでは、144カ国中第2位 - 幸福度世界No.1の国
→3月14日に国連が発表した「世界幸福度報告書2018」で、調査対象国156カ国の中からフィンランドが第1位 - 日本とフィンランド(ヘルシンキ)の時差は7時間
→日本の方が、7時間進んでいます。
フィンランドでおすすめの料理は?
次にフィンランドでぜひ食べてほしい名物料理をご紹介しましょう。基本的な豆知識としては、フィンランドは、全粒穀物であるライ麦、大麦、オート麦と、ベリー類(ブルーベリー、コケモモ、ホロムイイチゴなど)が有名です。
ニシンの酢漬け
寒い国では、特に美味しいニシンが楽しめます。ニシンの酢漬けのイメージは南蛮漬けのイメージをお持ちの方も多いことでしょう。
作り方は、油で揚げたニシンをニンジン、タマネギなどの野菜と一緒に酢漬けします。首都ヘルシンキにもニシンの酢漬けを扱っているお店は多く、おつまみとして最適。お酒と一緒にいかがでしょう?
にんじんのキャセロール
じゃがいもや株を使ったキャセルロールもありますが、こちらはの名物は人参のキャセロール。フィンランドのクリスマス料理の定番と言えるでしょう。作り方としては、人参ご飯にバターと砂糖を入れてオーブンで焼くだけ。シンプルですが、美味しい一品です!
カーリカリュレート
こちらはロールキャベツですが、日本とは違い具を巻いたあとにフライパンで蒸します。キャベツは硬いイメージがあるかもしれませんが、こちらで使うキャベツは春キャベツのように柔らかいものを使用。蒸すときに使うメイプルシロップの影響で少し甘い風味が入っており、美味しいです。
ロヒケイット
一言でいえばサーモンのスープ。家庭料理の定番であり、昔から続く伝統料理でもあります。濃厚なバターとサーモンが食欲をそそるひと品。作り方は、サーモンとジャガイモ、ニンジン、タマネギをハーブ「ディル」と一緒に煮込むだけ。寒い冬に体を温めたい、そんなときはぜひ。
レイパユースト
フィンランドの朝食でよく見かける定番メニュー。意味は、「キュッキュッと音がするフィンランドのチーズ」であり、もちもちしてる食感が特徴の焼きチーズのこと。おやつがてら、いかがでしょうか。
コルヴァプッスティ
日本でも大人気のシナモンロールのことをフィンランドでは、コルヴァプッスティと言います。意味は、「つぶれた耳」であり独特な形なのが特徴です。日本より甘くはなく、毎日14時からのコーヒーブレイクにおいて、コーヒーと一緒によく食されているイメージです。
ポロン・カリストゥス
ラップランド地方の郷土料理で、トナカイの煮込み料理のこと。日本ではあまり食べることができないことかと思います。トナカイ肉の特徴を列挙すると、高タンパク・低カロリー、ビタミン・ミネラルが豊富。つまりは体に良いということでしょう。もちろん独特な風味はあるものの、一度は食べて見たいジビエ料理の一つです。
ロヒメダルジョンキ
最後にご紹介するのが、厚切りサーモンのステーキである”ロヒメダルジョンキ ”、メインディッシュとしてよく食されており、サーモンの脂がとにかくすごいのが特徴です。
ヘルシンキでおすすめのレストランは?
ユーリ (Juuri)
だいたいどこのメディアでも取り上げられるユーリ (Juuri)。理由としては、比較的手頃な価格で、とても上品で洗練された料理の数々を楽しむことができるからです。ミシェラン レストランにも選ばれています。人気の秘訣は、フィンランド風タパスの一種であるサパス!常時16~17種類と充実した品揃えとなります。
タパスは聞いたことがあるものの、サパスは聞いたことがなく、実際に調べてみると造語のようです。このお店が発祥なのかもしれませんね。
筆者がおすすめするのは、様々なサパスが一同に楽しめるコース。様々なフォトジェニックなサパスをご賞味いただけます。
ただ混んでいるので、予約をしてから行くと良いかもしれません。
住所:Högbergsgatan 27, 00130 Helsingfors
アクセス:24番バスのKolmikulma停留所から徒歩2分
- 定休日:無休
- 電話番号:+358 9 635732
- 営業時間:【月曜~金曜】11:30~23:00,【土曜】12:00~23:00,【日曜】16:00~23:00
- ※平日は14:30~17:00クローズ。
- 駐車場:なし
カフヴィラ・スオミ (Kahvila Suomi)
こちらはどちらかというと日本人向けのメニューが多いお店。それもそのはず、入口には小さく「かもめ食堂」の文字が入っており、映画「かもめ食堂」の舞台となったことから一躍有名になりました。そのため、前述したように日本人が多く来店することもあり、日本人向けのメニューも豊富なのです。店員さんも実際日本人の方がいました。
さて、こちらのお店はなにも日本人向けの日本メニューだけではありません。当たり前ながらフィンランド料理もおいてあります。例えば、定番サーモン料理、ミートボール、トナカイ肉の煮込みなど。
それらを一同に楽しめるのが上記の写真のような9品盛り合わせセット。値段は2000円〜3000円くらいと、内容と天秤をかけても良心的な価格設定です。
- カフヴィラ・スオミ (Kahvila Suomi)
住所:Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki - 営業時間:9:00~21:00
- アクセス:2.3番トラムのViiskulma停留場から徒歩3分
- 定休日:土曜・日曜
- 電話番号:+358 9 657422
- 駐車場:なし
フィンランドでおすすめの交通手段は?
海外からフィンランドに訪れるにはおそらくヘルシンキ経由となることでしょう。それぞれ広大な土地を有するフィンランドにて、交通網(飛行機、鉄道、道路、フェリー)に関してご紹介いたします。
飛行機
5つの空港が国際線対応、総数は、27の空港を持ちます。一番大きい主要空港は、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港。国内線では最長1時間半ほどなので、東京から北海道のような距離感と言えます。ちなみに、もっとも北にあるのはイヴァロ空港(ラップランド)。
鉄道
鉄道も網羅されており、特に不自由なくご利用いただけます。社会福祉が発展していることもあり、鉄道内にお子様が楽しめるプレイルームも。長距離移動なら寝台車を使うと良いでしょう。
道路
ヨーロッパ随一の網羅率を誇るバス。なんと公共の道路の90%以上を網羅しています。それでもアクセスできない場所には、自家用車、ないしはレンタカーで行きましょう。
フェリー
自治州であるオーランドやバルト海の島々に行く際にフェリーを利用する他、様々な観光クルーズもあります。中には貸切なども。行き先によっては調べてから行くと良いでしょう。後述するスオメンリンナの要塞はフェリー必須です。
フィンランドでおすすめの観光スポットは?
まずご紹介するのが、首都ヘルシンキの観光名所。一言でいうならば穏やかなでコンパクトな港町。コンパクトと称したのは、陸地面積約210平方キロメートルのエリア内に約64万人の方が住んでいるからです。それでは見所をご紹介しましょう!
ヘルシンキ大聖堂・元老院広場
ヘルシンキのほぼ中心部に位置しているヘルシンキ大聖堂。別名「ルーテル教大聖堂」とも言われます。小高い丘の上に位置しており、白色の外観が目印。見晴らしがよく、街並みを一望できるのが特徴的です。
さて、建築様式ですが、1852年に建築家カール・エンゲルの設計でネオ・クラシック様式に改築され、その後エルンスト・ロールマンによって今の姿になったのだとか。中央部には、ロシアの皇帝アレクサンダー2世の像がありそこからみるヘルシンキ大聖堂は写真撮影スポットとなります。
1852年に完成したヘルシンキのシンボルヘルシンキ大聖堂。外から見ると美しい白亜の大聖堂ですが、その内装はとてもシンプル。まさに北欧って感じですよね!おしゃれです!
そして、ヘルシンキ大聖堂の前にあるのが元老院広場です。ここではアイスクリームが売られていたり、冬にはクリスマスマーケットが開かれたり。
夏場には聖堂前の怪談に座ってアイスを食べている人も多く、市民の憩いの場になっています。周りにはカフェもたくさんあるので、観光中にちょっと休憩するのにもおすすめです!
ウスペンスキー寺院
前述したヘルシンキ大聖堂とは対照的にきらびやかな北欧最大のロシア正教会。基本的に撮影も許可されており、美しい内観を写真として収めることが可能。余談ですが、防空壕としての役割も果たしており、聖堂の地下にあるのだとか。
テンペリアウキオ教会
別名“ロックチャーチ”と言われているこちらの教会は、ヘルシンキの近代的な町の中に突如現れる岩の中に作られたからそのように呼ばれているのだそう。テンペリアウキオ教会はまるで洞窟の中にあり、非常に趣深い場所と言えるでしょう。
地下空間に埋もれる形で実現した、近代建築の教会なのだとか。協会の内部では、ピアノなどの生演奏に立ち会える他、ろうそくの火が灯っているなど、精神がやすらぐ場所と言えますね。
中の空間は下記のようにドーム型となっており、上部の銅板でできた大きな天井と岩壁の間に自然光を取り入れるための無数のガラスがはめ込まれている光景も見所の一つ。
観光客のみならず地元民の方々もピアノの生演奏を聴きにきているようにも見受けられました。
スオメンリンナの要塞
ヘルシンキにきたらぜひ行ってほしいのが、スオメンリンナの要塞。ヘルシンキの港からフェリーで20分と割と近い距離にあります。フェリーは、市営船が40分程に1本で料金は往復€5弱です。
なぜ見所なのかというと、18 世紀建造のロシアに対する海上要塞であり、自然に富んだエリアを目にすることができる点につきます。その点が評価されスオメンリンナの要塞は世界遺産にも認定。
要塞のためいろいろなところに防空壕や鉄砲があります。鉄砲をなかなか間近でみる経験がある方は少ないことでしょう。
島であることから、もちろん海岸も目にすることができます。なにより自然が豊かです。岸辺でバルト海の絶景を眺めながら、ゆっくりするのが良いでしょう。
造船場の跡地です。
ちなみに、気候が暖かくなる春〜夏においては、ヘルシンキ市民たちのピクニックの名所として知られています。
カンッピ礼拝堂
ヘルシンキの街の就寝部であるカンッピ地区の広場の一角にあるカンッピ礼拝堂。写真左側がカンッピ礼拝堂そのものです。コクーンのような流曲形となります。中は無音無響の小さな空間となっており、静寂で心を落ち着かせるには最適の場所。中は写真撮影が禁止されているので気をつけて!
マーケット広場・マーケットホール
日本ではなかなか見かけないマーケット広場。ヘルシンキで単純にマーケット広場というと、南港にあるものを指すことが多いです。実は南港以外にもあるんですが、ここが最も有名です。
いつも地元民や観光客でにぎわっており、美味しそうなものを売っている屋台やお土産屋さんが並んでいて見ているだけで楽しい場所です。
またマーケット広場の近くには、オールドマーケットホールやハカニエミ・マーケットホールがあり、こちらは屋内のマーケットです。特にマーケット広場とハカニエミ・マーケットホールは映画かもめ食堂のロケ地にもなっています。
スウェーデンやロシア行きの船も行き交うエテラ港の周辺の海岸沿いには、マーケットが展開されており、カラフルな野菜や果物などがたくさん売られています。フィンランドはベリー類の需要が高いこともあり、様々なベリー類がずらーと並んでいる光景は、非常に美しく、食欲をそそられること間違いなし。
マーケット近くには上記のようなレストランや食品店が立ち並び、ご飯を食べるには良いでしょう!ザリガニやサーモンの量り売り、さらには、アイスクリームなどバリーエーションも豊富なのでみるだけでも非常に楽しいです。
マリメッコ本店
鮮やかな色の大胆なプリント柄をデザインした商品ラインナップが特徴のマリメッコ。1949年、プリンテックスというフィンランドの生地屋さんで誕生しました。もちろん本店はフィンランドにあります。
もともとは、エスプラナディ通りに位置していましたが、移転し、現在は通りから少し奥まった場所にあります。
なかなか日本で高くて買えない、という方は、本店でぜひチェックしてみましょう!
フィンランド国立博物館
フィンランド国立博物館は、石器時代から現代までのフィンランドの歴史を、物や文化史を通して紹介してくれる観光スポット。場所はヘルシンキの中心部にあり、文化教育省傘下のフィンランド遺産庁の一部なのだとか。
なにも古代の生物の標本だけでなく、フィンランドの歴史、宗教、倫理、文化、織物、工芸、古代技術、国内経済、芸術など幅広く伝えてくれます。
機器による音声ガイドもあるので、もし好きな方は借りると良いでしょう。また事前予約不要で定例ガイドツアーにも参加することが可能です。ただしこれら2つは、日本語はなかったかと思うので、英語に堪能の方はぜひ参加してみてください
それにしても実物大で作る恐竜はこうも大きいと迫力がありますね!
図書館「Oodi」
ヘルシンキ中央駅から徒歩十分ほどにある図書館。図書館の名称は「Oodi」(オーディ)です。
2016年に「世界で最もLiterateな国」(world’s most literate nation)ランキングで第1位に選ばれているのが、フィンランドなのだとか。それを助長するように街中に巨大な図書館を新設するあたり、フィンランド政府の力の入れ具合が伺えます。
また、なにも図書館だからといって本だけでなく、会議室やコンピューターなど幅広く設置してあり、素直に日常使いができるフィンランド人は恵まれていると言えるでしょう。
サンタクロース村
出典:サンタクロース村
その名の通り、サンタクロースと出会える人気観光スポット。それがロヴァニエミにあるサンタクロース村。常にクリスマスを感じられる他、夜のライトアップは非常に美しくデートスポットとしても人気です。
住所:Taehtikuja 2, 96930 Napapiiri, Rovaniemi
ムーミン美術館
次に紹介するのは、ヘルシンキから鉄道で2時間程のところにあるタンペレという街。そのタンペレにあるムーミン美術館。
ムーミンを知らないという人はいないと思いますが、そのムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの出身地はフィンランドなんです。そのトーベ・ヤンソンが寄贈した作品で設立されたのがこのムーミン美術館なんです。ムーミンの原作には9つのストーリーがあり、それに絵本のストーリー3つを加えた計12のストーリーの世界観が再現されています。美術館内の音声ガイドには日本語の案内もあり、こんな美術館は世界でもここだけです!ちょっとヘルシンキから遠いのが難点ですが、おすすめです!
ムーミンワールド

出典:ムーミンワールドの人気
フィンランドのアニメといえば真っ先に思う浮かぶのが、ムーミン。ほのぼのした人気のアニメです。ムーミンはなんなのかと小さいときに議論になったことありますよね?ムーミンはカバではなく、妖精です。そんなムーミンの世界を堪能できるのがこちらのムーミンワールド。ムーミンの世界にどっぶりはまる、そんな世界観を体現しています。
フィンランドのナーンタリという街にあるムーミンワールドは、夏場と冬の1~2週間の限られた期間にしか行くことができません。ですが、小さな島が丸々1つムーミンワールドになっています!
ムーミンワールドではそれぞれの登場キャラクターと一緒に写真を撮ることができたり、ムーミンが住んでいる家を再現したムーミンハウスに入ることができたり、好きな人にはたまらない内容となっています!ヘルシンキ市内からは遠いので、行くときはツアーなんかを使うのが便利ですね!
また、ムーミンが好きな方は、タンペレ市立美術館の中にムーミン谷博物館もあるので、そちらも行ってみてはいかがでしょうか。
住所:PL 48 / Kaivokatu 5, 21101 Naantali
ラップランドサファリ
出典:ラップランドサファリ クチコミガイド【フォートラベル】
こちらはオーロラが見たい方はぜひ行ってほしい名所。特にツアーでいくと良いでしょう。ただし、オーロラは必ずしも見えるものでもないため、3日〜4日余裕を持って計画立てしましょう!
住所 Saariselantie 13 FI-99830 Saariselka
かもめ食堂
次に紹介するのはこちら、かもめ食堂!かもめ食堂は2006年3月に公開された映画で、みなさんもご存知かと思います。まさにそのロケに使われたお店です!
お店の名前はラヴィントラ・かもめ、ラヴィントラはフィンランド語でレストランという意味で、かもめはそのままかもめです。実際にはかもめ食堂という名前ではないんですね。また2015年にオーナーが変わってしまいお店もリニューアルされたので、撮影当時とは少し違った内装になっています。とはいえ、フィンランドのイメージに合う白や水色を基調としており、映画のイメージも損なわれていません。
ここでは映画にも登場するシナモンロールも食べることができ、とても美味しいのでおすすめです!
サウナLÖYLY
フィンランド発祥とされているサウナ、フィンランドに行ったらぜひ経験してみたいですよね。実はサウナってフィンランド語なんですよ。
さて、フィンランドには人口540万に対して330万のサウナがあるそうですが、最近では一般家庭にはあるものの公共のものは少なくなってきているんです。そんな中でも公共のサウナで行きやすいのがLÖYLY(ロウリュ)。フィンランドにおいてサウナはただ温浴のためだけではなく、コミュニケーションの場としても考えられています。「都会にこそ公共サウナが重要」という考えの元作られたのがこのLÖYLY。ヘルシンキ市内中心部から2kmほどしか離れていないので、行きやすいのが嬉しいですね!
エスプラナーディ通り
次に紹介するのはエスプラナーディ通り、ショッピングやちょっと休憩するのにぴったりな通りです。エスプラナーディ公園を中心にして、その横を通っているのがエスプラナーディ通り、たくさんのお店やカフェが軒を連ねています。夏場のように暖かい季節にはたくさんの人が集まって芝生に座ってアイスを食べたり寝ころんでいたり、思い思いにくつろいでいてゆったりした時間が流れています。
カフェに入ったりしてのんびりするのもいいですが、このエスプラナーディ通りには本当にお店もたくさんあるんですよね!マリメッコやイッタラもちろん、アカデミア書店などなど、ちょっと離れたところにはムーミンショップもあります。買い物好きな人なら1日あっても足りないかもしれませんね!
ポルヴォー
続いて紹介したいのがこのポルヴォーという小さな街。立地はヘルシンキ市内中心部からバスに乗って約1時間、フィンランドでは2番目に古い街です。中世の面影を残す石畳の街並みと、赤井倉庫群が印象的ですね。
そんなポルヴォーの名物といえばルーネベリタルトです。詩人J.L. ルーネベリのために作られたルーネベリタルトは、ルーネベリの日と呼ばるルーネベリの誕生日2月5日に毎年登場するのです。ポルヴォーは日本のガイドブックではあまり紹介されていないので、意外と穴場スポットかもしれませんね!
ロヴァニエミ
最後に紹介するのはこちら、フィンランドのラップランド地方にあるロヴァニエミという街です。この街は北極圏と境界付近に位置しており、オーロラ観測ツアーすることができます。
そして何より、ここロヴァニエミはサンタクロースの住む街として有名です。ロヴァニエミにはサンタクロース村という場所があり、そこでは実際にサンタクロースに会うことができるのです。サンタクロースに手紙を書いたり、トナカイの引くそりに乗ることができたり、童心に帰れる場所ですね!