定番どころから穴場まで、おすすめしたい観光名所を北京に詳しい筆者が詳しく取り上げました。それ以外にも北京観光をする上での基礎知識や事前準備なども執筆しておりますので、この度チェックしていただければと思います。
北京観光の前の事前知識
中国語ができない方は翻訳機
中国の方は観光業に携わっている方以外は、基本的に英語が通じません。そのため、LINEの翻訳機などを使って会話すると便利です。
大気汚染が深刻
また、光化学スモッグPM2.5がひどく、大気が曇っております。昔は大気の曇り具合が酷く、飛行機も欠航になったこともあったのだとか。マスク着用をおすすめします。ちなみに、写真は景山公園から故宮博物院 (紫禁城)を見下ろした写真。晴れの日なので、如何に空気が悪いかお判りいただけるでしょう。それでは、北京でおすすめの観光名所を厳選してご紹介します。
万里の長城
最初にご紹介するのが、万里の長城。1987年に世界遺産に登録されており、中国北京を代表する観光名所といっても過言ではありません。八達嶺長城(はったつれい)と慕田峪長城(ぼでんよく)と2種類の万里の長城があります。どちらにせよ見所としては人類史上最大の建築物となる総延長約6000キロの城壁。とても壮大なスケールですよ。
万里の長城の歴史
そんな万里の長城ですが、どうして作られたのか歴史を簡単にご紹介します。作られた理由を一言でお伝えするならば長城と呼ばれるから推察できるように、領土の信仰を守るために作られたため。秦の始皇帝時代(紀元前210年ごろ)に北方騎馬民族の侵略を阻止するためと言われております。なお、完成は明朝時代(西暦1500年ごろ)。
八達嶺長城(はったつれい)
中でも八達嶺長城 は観光客から非常に人気。北京からも近く、壮大な光景が魅力的なのでしょうか。八達嶺長城の駐車場までバスやタクシーで到達後、写真のロープウェイを使い万里の長城まで行きます頂上付近は非常に寒いので防寒対策はしっかりしましょう。
英名:Ba Da Lin Chang Cheng
住所:延慶県八達嶺長城
所要時間: 半日
開放時間:夏:6:30ー19:30 冬:7:00ー18:00
天安門
地下鉄天安門西か東駅からアクセスすぐのメディアにもよく取り上がれられる観光スポット。夜はライトアップされており非常に綺麗です。おすすめの観光の仕方としては、門の上に上がって北京市内の景色をみてください。
住所:北京市東城区西長安街
所要時間: 1-2時間
開放時間:24時間
故宮博物院 (紫禁城)
とにかく広い故宮博物院は北京観光に絶対外せない観光名所。紫禁城(しきんじょう)」という名前の皇帝の宮殿であり、清時代の歴代皇帝たちが暮らした王宮を再現しています。
午門(明永楽期創設)、太和門(清光緒期創設)、太和殿(清康熙期創設)など、門と宮殿が連なり、世界最大の木造建築群が何より壮大です。
住所: 東城区景山前街4号
電話番号: (市外局番010)8500-7421 (市外局番010)8500-7420
開館時間: 火曜日〜日曜日 午前: 8:30〜12:00(12:00 最終受付) 午後:(4月〜10月)12:00〜17:00(16:10 最終受付) (11月〜3月)12:00〜16:30(15:40 最終受付)
景山公園
故宮博物院 (紫禁城)の後に行きたいのが人工の山を中心とした公園。景山公園。こちらは故宮博物院 (紫禁城)からアクセスすぐの場所にあります。写真のように一般人が水をつけた筆で文字を書いている光景を目にすることができます。特筆すべきはそのクオリティーの高さ。非常に綺麗な漢字を書く人が多いです。さすが漢字文化の本場。
景山公園は北京市民の憩いの場
また、こちらは北京の一般市民の方が集まりコーラスや、ゲームなど、コミュニティーとしての役割を果たしているらしく、長閑かな光景を見ることができます。
観光の後はお食事を!
とにかく安くて美味しい中華料理。日本でも人気の中華料理ですが、本場中国で是非食べて欲しいと思っています。中でも北京にきたら是非食べてもらいたいのが北京ダッグ。写真のように北京ダッグの専門店では、吊るされたダッグ(焼かれる前)の状態を目にすることができます。
北京ダッグ
見所がたくさんある北京観光。是非楽しい観光にしていただけたら幸いです。