沖縄県と言えば、飲んだシメにステーキを食べるという食文化があります。他県民からすると、かなりヘビーに思えるかもしれません。たらふく飲んでも食べても、ステーキは別腹とばかりに肉に喰らい付く姿は何とも豪快で逞しい。
もちろん全ての人がそうではありませんが、地元にそういった食文化が根付いたおかげか沖縄県内には老舗・新規を含め多くのステーキ店が乱立しています。
そのため、沖縄ではシメに限らずランチでも気軽にステーキが食べられるお店も多数。そこで、今回は観光で訪れた際にランチで立ち寄りたい沖縄でおすすめのステーキ店をご紹介。
多くは那覇市内に集中していますので、こちらでは那覇市内に加え本島南部にもスポットを当ててピックアップ致しました。ぜひご参考ください。
那覇市内でオススメのステーキ店
ジャッキーステーキハウス
出典:フォートラベル
1953年オープンの老舗ステーキ店。店内は英語と日本語それぞれの表記があちこちに見られ、アメリカのテイストが溢れています。
まるでハリウッド映画に出てくるダイナーのような感じ。一番人気はテンダーロインステーキ。
出典:ameblo.jp
焼き加減はレア・ミディアムレア・ウェルダンなど選択でき、テーブルにあるNO.1ソース・コショウ・マスタード・醤油・塩などで自分好みに味をアレンジ。
まずは塩・コショウとシンプルにスタートし、味変を楽しむのもオススメ。
出典:美食磁石
営業時間内は常に混雑していますが、店内の状況を示す信号が入口にあります。
「青・空席あり」「黄・やがて空席」「赤・只今満席」となっているので目安になります。
ステーキ以外にもランチやタコス・ヤキソバなどのメニューも。
ステーキハウス88
出典:SFC修行となぞの旅人
「CLUB88」として米軍統治下時代の1955年に営業を始め、1978年から現在のステーキハウス88に。
沖縄を代表するステーキ店として何度も雑誌やメディアに登場しているので、地元の人はもちろん観光客にも大人気。
出典:ameblo.jp
人気ナンバーワンは極上ヒレ肉のテンダーロインステーキですが、ミスジステーキやリブニューヨークステーキなどステーキのメニューだけでもかなりの充実度。
那覇市内のほか空港・恩納・北谷・読谷 南風原・本部など沖縄本島各地に店舗があります。
出典:SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !
また系列のステーキハウス88Jr.なら、200g¥1000(税別)でステーキがお手軽にいただけます。
ステーキが食べたくなったら、今いる場所で一番近いステーキハウス88で思いっきりステーキを!
ステーキハウス チャコオキナワ
出典:沖楽
1973年創業の、炭火焼きステーキが食べられる老舗ステーキハウス。外観や店内はレンガ造りで高級感溢れる雰囲気で、記念日に訪れたいお店。
ディナータイムは¥5000以上とちょっとお高めですが、ランチならサラダ・スープ・ライスかパン・コーヒーか紅茶付きで150g¥1650からとリーズナブルな設定。200g・250gの設定も。
出典:毎日ビール.jp
ランチタイムは12:00~ラストオーダー13:20と時間が短いので、訪れる際には注意が必要。
焼き加減は好みで注文できますが、お店ではミディアムレアを推奨。ランチメニューには、ステーキのほかハンバーグやビーフシチュー・すき焼き定食なども。
ステーキヒカル
出典:ameblo.jp
通常よりも長い、400日以上穀物肥育されたオーストラリア産WAGYUを扱う専門店。
しかも、冷凍ではなく完全チルド状態で仕入れています。WAGYUとは、日本の和牛の遺伝子を受け継いだ外国産牛肉のこと。
出典:ぬる旅の記録
赤身は100g¥950からとお値打ち。サシも100g¥1450~、カットヒレや特上など好みに応じてチョイスできます。食べ足りなければ替肉も。
どのステーキもレアで提供し、焼き石で好みに焼き加減を調整できます。
ステーキにはサラダ・ライス・スープ食べ放題、ランチならソフトドリンクも飲み放題。
出典:いりこブログ
ランチタイムは11:00~17:00までなので、遅いランチ・早めのディナーにもピッタリ。
カウンター席もあるので、一人でも気軽にステーキが味わえます。
琉球ステーキ究(きわめ)
出典:や~さん堂 7
精肉店・ミートギャラリー松藤直営店で、大豆やトウモロコシなどエサは穀物だけで育てられた穀物肥育牛、アンガス牛を使用。
筋取りなどの下処理を精肉店で丁寧に行い、真空の状態でお店に届くので鮮度抜群。
一番人気はアンガス牛のサガリを使用する究ステーキで、ライス・スープ・サラダ付き。100g¥880、200g¥1098とかなりお手頃。
しかも500gまで100g単位で設定があるので、その日の体調とお腹の空き具合に応じて選びましょう。
お店オリジナルの特製にんにく醤油のソースとも良く合います。
出典:歯いさい!BLOG
またカットステーキ・ハンバーグ・チキンステーキ・サーロイン・石垣牛のミスジステーキ・石垣牛のももステーキ・牛タンステーキ・沖縄あぐーのロースステーキなど、精肉店直営ならではのラインナップ。
沖縄ステーキ
出典:食べログ
国際通りのれん街のフードコートエリアと観光客でも行きやすい場所にある、みずとみ精肉店直営のお店。
最近では¥1000でステーキが食べられるお店が増えていますが、どこも200gが相場。
出典:沖縄リピート
しかし沖縄ステーキはアメリカ産牛肉の沖縄ステーキなら300gで¥1000(税別)!
ただし他店のようにライスやサラダ・スープが飲み放題ではなく、ライス・サラダは別料金。
アメリカ産とは言え、目利きのプロである精肉店が厳選している素材なので肉質に間違いなし。
出典:食べログ
オーダー後は目の前の焼き場で焼いてくれ、ガーリックチップを乗せてくれます。
ナイフやフォーク・ソース類はセルフで、A1ソースや塩など調味料も用意しています。
オリオンビールとの相性もバッチリですが、営業時間も朝4:00までなのでシメのステーキとしても最適。
やっぱりステーキ
出典:フォートラベル
沖縄県をはじめ北海道・宮城・東京・愛知・福岡など、直営・FC含め70店近くで全国展開する巨大チェーン店。
ミスジ肉を使ったやっぱりステーキは150g¥1000から。
出典:SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !
アツアツに熱した富士山の溶岩石プレートに乗せてレアの状態で提供されるので、自分の好きなタイミングでいただけます。
赤身ステーキなら200gで¥1000からあり、100g・300g・400gの設定も。
ミスジと赤身、赤身とサーロインなど2種類のお肉を味わえる食べ比べのセットも。
出典:沖縄子育てママブログ
いずれのメニューにもスープ・サラダ・ライス付きでおかわり自由、ライスは白米・雑穀米の2種類。
テーブルにオニオンソース・A1ソースなど、ステーキソースや調味料が10種近く置かれています。
基本的に年中無休ですが、営業時間は店舗により異なります。
本島南部エリアでオススメのステーキ店
バル・ステーキ
出典:Gooブログ
テラス席もあり、まるでカフェのような外観。いつも混雑していて、すぐに満席になるほどの人気店。
イチ押しのメニューは特選のトモバラ肉を使ったバル・ステーキで、200g¥1100(税別)から。
出典:食べログ
ほかにもテンダーロインとサーロインを味わえるTボーンステーキや、極厚のリブロース500gのバル・デラックスなど少量からガッツリ食べたい方も満足できる内容。
ライスかパン、スープ・サラダが付き、おかわり自由。ソースは沖縄ではお馴染みのA1ソース、デミグラスソース、醤油ベースのオニオンソースから好きな物を1つ選べます。
出典:宅打ちな日々
もちろん焼き加減の好みも聞いてもらえます。¥1000ステーキが増えている沖縄の中でも、肉質を考えるとかなりコスパの高いお店と言えます。
ステーキハウスうっしっしぃ
ランチタイムには、リブロース200gのバリューステーキが¥1000で食べられるうっしっしぃ。
ほかにも3種類のお肉160gが味わえるサイコロステーキや、サーロインとリブロースそれぞれ200gが付くコンビステーキなど充実したメニュー。
出典:食べログ
ガッツリ食べたいなら、リブロース500gのドカンステーキはいかが?ただし限定1日9食なので運次第。
ステーキソースはお店オリジナルのほか、A1ソース・大根おろしソースなどいくつか用意されているので自分好みにアレンジ可能。
出典:自分を変えるブログ
焼き方はベリーレア・レア・ミディアムレア・ミディアム・ミディアムウェル・ウェルダンの6種類からチョイス。
ランチは16:00までなので、駐車場が少ないため少し時間をずらして出掛けるのがオススメ。
1000円ステーキ
出典:食べログ
28日間熟成させたUSアンガス牛のロースステーキが、店名の通り200g¥1000から食べられます。
またミスジを使ったステーキも、200g¥1500からとリーズナブル。ただし無くなり次第終了なので、気になる方は早めの時間に来店を。
出典:トリップアドバイザー
ステーキ以外にも牛カツ・ローストビーフ丼・ハンバーグなどのメニューがあります。
どの時間帯に行っても、ご飯・スープ・サラダ・カレーが食べ放題という嬉しいサービス。
ステーキを注文した人限定で、ロース肉100gや150gのハンバーグが¥500で追加できます。
テーブルにはNO.1ソース・おろしニンニク・ワサビ・醤油など各種調味料も用意してあるので、ソースで味を変えながら最後まで美味しく食べられます。
ステーキと言えば、シェフが目の前の鉄板で焼く高級店のイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし沖縄では¥1000から気軽に食べられる、まさに庶民の味方のグルメ。
同じ料金でもお店によって扱う牛肉の部位の違いやこだわり、スープの味や用意しているソースの種類などさまざま。
100の店があれば、100通りの味があります。美味しくてお腹を満たしてくれるお得なステーキを、ぜひ那覇市内&沖縄本島南部で探してみてください。
※営業時間や定休日・料金などは、お出かけ前に各店舗の公式HP等で最新の情報をご確認ください。