神戸といえばパン、パンといえば神戸。一世帯あたりのパンの消費量、支出金額共に全国トップクラスの神戸は、超有名店から小さなお店まで、レベルの高いベーカリーが揃います。そんなパン好きには堪らない街、神戸で絶対おすすめの美味しいパン屋を厳選9選しました。
ブランジェリー コム・シノワ
出典:みんカラ
フレンチの荘司索シェフが展開するパン屋さん。豊富な品揃えが自慢で、季節のフルーツが乗ったデニッシュからハード系、フレンチシェフのアイディアから生み出される惣菜パンまで、常時80種類以上のパンが所狭しと並び、どれにしようか選ぶのが大変です。
また、美味しそうなケーキの並ぶショーケースもあり、浮気心が揺さぶられます。お勧めは、「バケットコムシノワ」などの全粒粉や天然酵母を使ったハード系のパンとクロワッサン。
クロワッサンは2種類あり、分厚い生地の層にたっぷり染み込んだバターが、口の中にじわっと広がる「クロワッサンサク」 、生地の層が薄くてパリパリの食感を楽しめる「クロワッサンニコル」、どちも塩味と甘みのバランスが抜群です。
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お店の奥はカフェになっていて、購入したパンやケーキをゆっくり味わうこともできますが、フレンチシェフオリジナルの料理も堪能できます。
朝8時から開店していますので、朝食利用にも便利です。
ブーランジェリー コム・シノワ
住所:神戸市中央区御幸通7-1-16 三宮ビル南館地下1B
電話:078-242-1506
営業時間:8:00~19:00 定休日 水曜日
アクセス:各線三宮駅から徒歩4分
サ・マーシュ
出典:Hibilog
ブランジェリー コム・シノワの西川功晃シェフが、独立して開店したお店。こちらのパンは三ツ星レストラン「カセント」など、神戸の有名レストランでも供されています。
販売は対面形式で、棚に並んだパンを店員さんに取ってもらうシステムになっています。
お客さんがパンの説明や食べ方を聞いたり、今日のお勧めを訊いたりして、会話をしながらパンを選んで欲しいというのが、お店の思いだそうです。
パンの種類も豊富ですが、ブランジェリー コム・シノワよりもどちらかというと、ハード系のシンプルなパンの割合が多いようです。
出典:食べログ
一番人気は「バゲットぺイザンヌ」で、発芽小麦と全粒粉が入って香りが良く、クラスト(表面の固い皮の部分)は薄くパリっとしていて、瑞々しい気泡のあるクラム(パンの内側)は、しっとりしていて酸味も少なく、噛めば噛むほど味が出ます。
パンに合う自家製のジャムも人気。購入したパンはテラスで戴けます。
サ・マーシュ
住所:神戸市中央区山本通3-1-3
電話:078-763-1111
営業時間:8:00~19:00 定休日 火曜、水曜日
アクセス:地下鉄三宮駅から徒歩7分
JR、阪急三宮駅から徒歩10分
ル・ディマンシュ
出典:le-dimanche.jp
菓子パン、ハード系、惣菜パン、どれも力の入ったパンたちが揃います。ハード系は自家製天然酵母を使い、15時間以上掛けてゆっくりと生地を発酵させることによって、粉の持つ旨味と甘みを引き出しています。高温の釜で短時間で焼き上げることでクラストはパリパリ、クラムはふんわり仕上がりました。
一番人気は「つるこけ桃のヴィエノワ」。しっかりとしたヴィエノワ生地に甘酸っぱいつるこけ桃(クランベリーの一種)がたっぷり入って、爽やかな甘味が口いっぱいに広がります。
出典:ジャパントラベル
ブティックをコンセプトにした1階のベーカリーは、ピンクを基調にしたとてもお洒落で可愛らしい、女性好みのデザイン。2階、3階はカフェになっていて、レトロモダンがコンセプトの店内は、ゆっくりとイートインとカフェメニューが楽しめる空間になってます。
ル・ディマンシュ
住所:戸市中央区北長狭通3-12-16T&Kビル1F
電話:078-331-8760
営業時間:10:00~20:00 無休
アクセス:JR、阪神元町駅から徒歩4分
トミーズ三宮店
出典:レストラン情報 – ぐるなび
阪急三宮駅西口からすぐの高架下にある、約2坪の小さなお店。1977年創業。いかにも昭和のお店という佇まいで、ショーケースに入ったパンを対面販売してくれます。
「たまご食パン」や「レーズンくるみ食パン」など、食パンの種類が豊富。中でも有名なのが、食パンにあんこがマーブル状に混ぜ込まれた「あん食」です。北海道産小豆の粒あんと、生地に混ぜ込んだ生クリームのまろやかな味わい。あんこが優しい甘さなので、そのままでも焼いても美味しく戴けますが、焼いてバターを塗るとより一層旨味が増します。
出典:パンスタ
人気No.2は「カスクート」。フランスパンにハムときゅうりが挟まったシンプルなパンで、朝食に向いています。他にも「焼きそばドッグ」や「コロッケサンド」、「タマゴサンド」など、昔ながらの惣菜パンが並び、お洒落でも派手でもありませんが、堅実な仕事が光るパンが揃います。三宮店の他、魚崎本店、六甲道店、三宮東店があります。詳しくはHPをご覧ください。
トミーズ三宮店
住所:神戸市中央区北長狭通1-31 高架下35
電話:078-333-8820
営業時間:8:00~20:00
アクセス:阪急三宮駅から徒歩1分
JR三ノ宮駅から徒歩4分
イスズベーカリー北野坂店
出典:こさりんのブログ
神戸マイスターの認定を受けたオーナーシェフが、こだわりのパンを提供します。
神戸マイスターとは、ハイレベルの技術、技能者を神戸市が認定する制度。
厳選した材料で機械の使用やイーストの使用も極力抑え、生地の発酵しようとする力を促すために、長時間発酵法を採用。生地本来の風味を大事にします。菓子パンからカレーパンや惣菜パン、焼菓子まで揃いますが、お店のお勧めは「ハード山食」と「エンペラー」。小麦本来の味と香りがするハード山食は、トーストすると表面がパリッとして香ばしさ100倍。
出典:http://tabelog.com/hyogo/
エンペラーは生クリーム、フレッシュバター、ヨーグルトを使うことによって、しっとりとした山食に仕上がりました。トーストするとカリッとした食感も楽しめます。
いずれのパンも、全国菓子博で内閣総理大臣賞を受賞しています。
粗挽きソーセージと粒マスタードをフランスパンの生地で包んだ、超ロングサイズが面白い「トレロン」も人気です。
他に本店や生田ロード店、元町店も。詳しくはHPをご覧ください。
イスズベーカリー北野坂店
住所:神戸市中央区中山手通1-8-18 三宮互陽ビル1F
電話:078-391-3963
営業時間:10:00~23:00(平日)
10:00~24:00(金・土・祝前日)
10:00~22:00(日・祝)
アクセス:各線三宮駅から徒歩約5分
フロインドリーブ
出典:freundlieb.jp
創業者、ドイツ人のハインリッヒ・フロインドリーブ氏は、第一次世界大戦時に日本の俘虜となりました。解放後も日本に留まり、元々パン職人だった氏は敷島パンに努めた後、1924年に神戸でパン屋を開業したのが始まりでした。
現在の店舗は、1928年施工の旧神戸ユニオン教会の建物だったもので、国の登録有形文化財に指定されています。1階がショップ、2階がカフェになっていて、元教会の持つ独特の佇まいと雰囲気が人気のスポット。広々としたショップには、お土産やギフトとしても人気の焼き菓子やケーキと共に、本場のドイツパンが並びます。
ドイツパンらしくハード系が主流で、自然発酵させた生地を煉瓦窯で焼きます。遠赤外線効果で中からじっくりと焼き上ったパンは、中身の詰まったしっかりとした弾力が魅力。
出典:www.hankyu.co.jp
人気の「ハードトースト」は、そのままでも噛み応え充分。更に焼くと、サクサクの歯応えが楽しめます。ドイツで縁起がいいとされる豚の耳を形どった伝統的なパイ「大ミミ」も人気。材料は小麦粉、砂糖とバターのみというシンプルさで、バターの風味と少し溶けた砂糖のパリッとした食感が病み付きになります。チョコ味、ゴマ味もあって楽しいです。
フロインドリーブ
住所:神戸市中央区生田町4-6-15
電話:078-231-6051
営業時間:10:00~19:00 定休日 水曜日
アクセス:各線三宮駅から徒歩13分
JR新神戸駅から徒歩8分
フロイン堂
出典:マリリン style
フロインドリーブの支店として、1932年に創業しました。すべて手作りにこだわり、オーブンやミキサーなどの機械を一切使わず、手で捏ねて煉瓦窯で焼き上げます。ですのでパンの種類はさほど多くはないですが、職人の確かな技はシンプルなパンたちの中に、力強く感じることができるでしょう。
出典:deli tora tora(仮)
お店の外観は普通の民家のようで、パン屋と気付かずに通り過ぎてしまいそう。年季の入った硝子の引き戸をガラガラーっと開けると、パンの良い香りが漂います。大人気の「食パン」は、外はパリッして香ばしく、中はふんわり。予約をしないと買えない程の人気ですが、店の前にはパンの焼き上がり時間が書かれた看板がありますので、その時間に合わせて来れば、手に入ることも。
ぶどうの天然酵母を低温でじっくりと発酵させた、濃厚な味わいの「パン・ド・カンパーニュ」や、レーズンとくるみがアクセントの「田舎パン」も人気。
フロイン堂
住所:神戸市東灘区岡本1-11-23
電話:078-411-6686
営業時間:8:00~19:00 定休日 日曜・祝日
アクセス:阪急岡本駅から徒歩3分
ブーランジェリー レコルト
出典:http://tabelog.com/hyogo/
元臨床検査技師のオーナーが、パン好きが高じて老舗ベーカリーで修業後、始められたお店です。微生物学などの知識を生かし、発酵や熟成、自家製酵母作りなど、常に実験しながら美味しくて体に良いパンを考案し続けています。
狭いお店ながら本格的なハード系パンを始め、菓子パンや惣菜パンも揃います。一番人気は「湯種山食パン」。粉を熱湯で捏ねることで餅のような食感が生まれます。これをパン生地に加えたものが湯種ですが、レコルトは更に自家製レーズン種の発酵種を合わせます。ほんのり感じるハチミツの甘味ともちもちの食感が大人気で、予約でしか手に入らず、それも2ヶ月待ちという状態。そんなに待てないという方にお勧めなのが「湯種バターサンド」。湯種と自家製レーズン種を使ったもちもちのプチパンに、購入する際に有塩バターを挟んで供してくれます。
出典:パン業界を応援する社長(古田 高浩)ブログ
もう多くを語る必要 のない相性の良さ。石臼挽きの粉を使い、小麦本来の自然発酵種を低温でじっくり発酵させることで程よい酸味の「r-バケット」や、強力粉の春よ恋100パーセントの生地に、練乳、炊いた玄米と粉にした玄米を混ぜ込み、もちもちとして玄米が香ばしい「玄米食パン( 木曜限定)」、「カルピス発酵バターのクロワッサン」もお勧め!
すぐに売り切れるパンも多いので、HPなどで焼き上がりの時間をチェックして行かれた方がいいかもしれません。
ブーランジェリー レコルト
住所:神戸市兵庫区塚本通5-3-15ウェストコート2番館1F
電話:078-599-6436
営業時間:7:30~18:30 定休日 日曜日・月曜日
アクセス:阪神大開駅から徒歩3分
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