大阪人が共感しない大阪あるある

 

大阪人自身がとても共感する切り口で、大阪以外の方々にも大阪の面白さが伝わったのではないでしょうか。

そして、今回はその逆。よくテレビなどで話題になる、外から見た大阪の誇張?されたイメージや、大阪なら絶対こうだ、と思い込まれているアレコレを、大阪人自身が全否定・完全論破してみたいと思います!

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チェック「大阪人が2人話すと漫才が始まる!」

大阪人が2人話すと漫才が始まる!

いやいやいやいやー。
確かにお笑いのセンスや欲求度は他府県人以上ですが、大阪にだって地味な人・控え目な人・物静かでおとなしい無口な人もいます。
必ずしも前に出たがる、おしゃべりな人ばかりではありません。

逆に、周りからそんな会話を期待されることに、変にプレッシャーを感じることも。
実際にボケとツッコミな会話をしてる大阪人は、そう言った周囲の「ご期待」に応えてる、サービス精神に溢れる人ですよ、きっと。

チェック「野球は絶対、阪神タイガース!」

いいえ、そうとは言い切れません。
大阪にも「アンチ・タイガース」な人は意外にいますし、「野球は巨人!」と言い切る人もいます。
「阪神ファンは、ホンマの野球を知らんのや。」とまで言う大阪の熱心な巨人ファンも。

一昔前なら、近鉄・阪急・南海といった球団もありましたし、その流れを汲む現在のオリックスやソフトバンクの昔からのファンの方も結構多いのです。
(オリックスは今も大阪がホームの球団です。)

「一家に一台、たこ焼き器!」

もはやコレは都市伝説。

大阪人の方々、本当にお家にたこ焼き器って持っていて、普段から使ってますか?
たこ焼きは「お店で買って食べるもの」で、家で作るって意識はあんまりないと思います。
実際に、他人様の家でも、家庭でたこ焼き焼いてるシーン…ってあまり見たことがありませんが、どうですか?

チェック「お好み焼きをオカズに、ご飯を食べる!」

確かに粉モノは大好きですし、街のお好み焼き屋では「お好み焼き定食」も実際にあります。
しかし、普段からお好み焼きをオカズにしてご飯を食べる習慣って、さすがの大阪にもないですよね。

お好み焼き自体が主食のイメージ。
それにさらに炭水化物のご飯を食べる…って、いくら食い倒れの大阪人でもお腹がもたれそう。

チェック「大阪人は納豆は食べない・大嫌い!」

大阪人は納豆は食べない・大嫌い!

大阪でも食品スーパーに行くと、売り場にはけっこう多く並んでますよ、納豆。
そして普通に家庭の食卓に上がってます。
中には納豆嫌いな人もいると思いますが、大阪イコール納豆嫌いではありません。

良いものは素直に取り入れる合理的な大阪人。
納豆の美味しさやカラダに良い事は充分理解して、普通に食べてますよ。

チェック「大阪では、信号の青は進め、黄色はまだ行ける、赤は行けるなら行け!」

いくら大阪でもそんなことは絶対にありません!
赤で進むなんて立派な交通違反。大阪府警に捕まります!

ただ…せっかちなドライバーが多いのは事実。
車だと、信号が青に変わっても気付かずに止まっていると、すぐにクラクションの嵐が…。

「大阪の町は怖い・汚い!」

そんなことはありません!
ごく一部を捉えてそのように言われてるのかもしれませんが、それは他の都市でも同じ。
もし本当に怖い街なら、大阪にこんなには人々は集まりません。

それに、大阪の街、けっこう綺麗です。
中之島界隈や大阪城など有名な所はともかく、普通の住宅地の町並みでも、美しい所はたくさんありますよ。

チェック「大阪の食べ物屋はどこも安くて美味い!」

確かに大阪人の食へのこだわりとお値段への厳しさは、とてもハイレベル。
なので、自ずと競争原理~自然淘汰が強く働き、安くて美味い店じゃないと生き残れない厳しさはあります。

しかし、大阪の観光地化に伴って「観光客向けの大阪名物店」も存在することは事実。
いかにも「大阪グルメ」を謳ってそれなりのお金を取るのに、地元大阪人の肥えた舌とヒモの硬い財布に対応できていない店も、出ては消え、出ては消えしています。
私たち大阪人も、そんな店で「大阪の味」を知られてしまうのは、とても残念です。

チェック「大阪人はどこへ行っても大阪弁で話す!」

大阪人はどこへ行っても大阪弁で話す!

確かに今ではテレビ番組の芸人さんのしゃべりなどで、全国的に大阪弁が聞こえない日はないくらい、市民権は得ています。

しかし、大阪人って意外とシャイな一面もあるんです。
東京へ来た時など、関西人が一緒だと普段通り大阪弁で話しますが、相手が東京の人だったり初対面の人だと、ちょっと身構えて標準語で話す人も多いですね。
まるで大阪人という自分の正体を隠すかのように。

「大阪人はケチでお金にがめつい!」
商人の町・大阪ですから、少々、お金に細かいのは仕方のない事かもしれません。
でもさすがの大阪でも単に「ケチ」なだけの人は、嫌われるのです。
単にケチなのではなく、大阪人はお金の有り難みをよく心得てる、というのが正解。

絞るべきは絞りますが、使う時が来れば、ここぞ!とばかりに気前よく使うのも、大阪人の気性なんです。
それに決して自分のためだけにお金を使うのではなく、誰かが喜ぶなら、街のためなら…という気持ちでお金を気前よく使えるのも、大阪商人の血がそうさせるのかもしれませんね。

チェック「大阪の女性は豹柄やショッキングピンクの服を着てる!」

豹柄に代表されるアニマル柄やショッキングピンク、確かに他都市に比べると目にすることも多いとは思います。

派手目なセンスは、大阪という街の性格上、存在するのも事実でしょう。
しかし、女性みんながみんな、アニマル柄やショッキングピンクばかり着ているわけではありません。

強いて言えば、個々の女性ひとりひとりがとても個性的。
なのでその中にはアニマル柄やショッキングピンクを装う人もいて当然。
そればかり目につくのは、きっと先入観のせいですよ。


いかがでしたか?

筆者自身も大阪生まれの大阪人で、筆者自身の感覚からこのように思っていますが、ひょっとしたら他の大阪人の方からは異論が出るかもしれません。

しかし、外から見た大阪のイメージは、当の大阪人から見れば不本意に歪曲されて伝えられているのも事実で、東京など他の地方の方には、そのように刷り込まれているのも仕方ありません。

そのような大阪に対する思い込み、一度大阪に来て、また暫くの間大阪で過ごし、大阪の生活に触れてみると、思い込んでた大阪のイメージとのギャップをきっと感じてもらえると思います。
ぜひ、大阪を訪れてみて、新鮮な大阪のイメージを感じて欲しいと思います。

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