京都でお勧めのデートスポットを厳選

京都でデートをするならどこがおすすめでしょうか、そんなアナタに京都でお勧めのデートスポットを厳選してご紹介いたします。先ずはド定番の「鴨川」から

鴨川で鴨っぷるになってみる

○鴨川会場

川の畔に、等間隔でカップルが座る光景が有名な鴨川。そんなカップルのことを「鴨っぷる」と呼ぶのだとか。自分も恋人ができたら二人であんな風に寄り添って、うつろう川面や景色を眺めながらいつまでも一緒にいたい、そう思っていた方も多いのでは？
そして鴨川といえば納涼床。昔は一見さんお断りの店が多かったようですが、今は殆どのお店で誰でも楽しめるように。

その中でデートにお勧めしたいのが、「Bar ATLANTIS」です。ここは川床にカウンターのある唯一のバー。約500種類のお酒を、星空の下で楽しめます。

◇周辺情報

鴨川の、三条大橋から四条大橋の間の河川敷がメインの鴨っぷるスポットです。また、平行するように有名な花街の「先斗町」があり、紅殻格子(べんがらごうし)の町屋などが建ち並ぶ風情のある通りは、そぞろ歩きにピッタリです。

縁結びと恋占い

京都はご存じのように神社仏閣が目白押しですが、今回はデートスポットということで、恋愛に御利益のある神社をご紹介。これがきっかけで、二人の仲がより一層深まる？それとも…

○地主神社

京都でも有数の観光名所「清水寺」。その本堂の北側に、縁結びの神様として知られた「地主神社」があります。本殿前に10メートルほど離れて置かれた二つの護石があり、片方の石から目を閉じたまま歩いて反対側の石まで、無事に辿り着けたら恋が叶うという「恋占いの石」。
一度で上手く辿り着けるかな？清水寺観光と併せて立ち寄ってみてはいかがでしょう。

○貴船神社

鴨川の水源にあたる貴船神社は、水の神様を祀る神社。水を扱う職種の方々から信奉を集め、また縁結びの神様としても有名です。境内にある御神水という池に「水占いみくじ」を浮かべると、紙に文字が浮かび上って来ます。どんな文字が現れるかワクワクドキドキ。

◇周辺情報

京の奥座敷と呼ばれる貴船では、5月から川床が始まります。鴨川の床は、川沿いに桟敷を設えて高い位置に床がありますが、貴船の床の多くは川の上に作られていますので、真夏でもかなり涼しく、間近にせせらぎを聞きながら食事を楽しむできる、素晴らしいスポット。

また、貴船神社周辺に20軒ほどのお店が並び、京料理や流しそうめんなどを味わえます。お勧めは「河鹿」。それなりのお値段のお店が多い中、比較的リーズナブルな料金で会席料理が戴けるためです。

散策で京情緒満喫

景色を眺めながらのそぞろ歩き。京都はどの通りもどの路地も、雰囲気があるので歩くだけでも楽しいですが、好きな人と歩くなら特別な場所がいいですよね。

○哲学の道から南禅寺・水路閣

琵琶湖の水を京都市へ運ぶために造られた水路「琵琶湖疏水」、その分流の小さな川沿いに続く歩道が「哲学の道」です。

北は銀閣寺から南は若王子神社まで続く約2キロほどの散歩道は、春は桜、秋は紅葉、初夏は蛍、冬は雪景色と、四季を通じて美しく趣があり、日本の道100選にも選ばれています。

哲学の道を南下して、更にもう少し南へ下がると「南禅寺」があります。こちらも桜と紅葉の名所ですが、特に人気なのが境内にある「水路閣」。水路閣は琵琶湖疏水の支流の一部で、レンガ造りの橋の上を水が流れている水路橋です。

南禅寺の境内を通過するので景観に配慮したデザインになっており、明治21年に完成しました。近くには明治24年創業の、レンガ造りの水力発電所もあり、お寺、レンガ造りのモダンな建造物、桜という、奇妙でありながらも情緒のある美しい風景を楽しめます。

◇周辺情報◇
哲学の道沿いには神社仏閣の他、おしゃれなカフェもあり、歩き疲れたらちょっぴり寄り道するのもいいでしょう。
また、南禅寺といえば湯豆腐が有名で、周辺には湯豆腐を中心とした料理屋さんが並びます。
お勧めのカフェと湯豆腐を味わえるお店をご紹介。

○珈琲屋 再願

ほっこりと穏やかな空間で、井戸水で淹れたコクのある美味しい珈琲はいかがでしょうか。自家製スフレケーキとコーヒーのセットが人気。ふわふわのオムレツ風卵の入ったミックスサンドも捨て難い。

○京割烹 大安苑

南禅寺の中門内にある、元会社社長の邸宅だったという壮麗な館で、11代目小川治兵衛作の双龍庭園を眺めながら会席料理が戴けます。

お勧めはお昼の「特製弁当」。旬の食材を使った料理は丁寧な仕事でボリュームもあり、デザートまで付いて満足できること請け合いです。
「特選湯豆腐」もあり、贅沢な空間を比較的リーズナブルなお値段で満喫できるでしょう。

○嵐山から嵯峨野竹林

阪急嵐山駅から嵯峨野をめぐる散策コース。先ずは「渡月橋」を渡り北へ進んで行んで行きます。世界遺産の「天龍寺」や「オルゴール博物館」、縁結びで有名な「野宮神社」など見どころ豊富。

そして野宮神社から「常寂光寺」まで続く「竹林の道」も是非歩いて欲しい散歩道。まるで竹で覆われたトンネルを歩くような、涼しくて清々しい小路が約400メートルにわたって続いています。歩くだけで、心がリフレッシュされるような、そんな場所です。

◇周辺情報

散策の休憩にお勧めしたいのが「さがの楓カフェ」です。和を取り入れたケーキセットやスイーツセットなどがあり、イチオシは「いちじくのパウンドケーキ」。プチプチといちじくの種の食感が楽しいケーキです。ピザのランチセットも。自然に囲まれ、小倉山を望むテラスでゆっくりと過ごせば、疲れた身体もやさしく癒されることでしょう。

海辺のデート

琴引浜

日本海側にはたくさんのビーチがありますが、中でもデートにお勧めしたいのが「琴引浜」。全長1.8キロの白砂青松の海岸は、そのほとんどが「鳴砂」浜です。

歩くと“キュッキュッ”と鳴く砂浜には石英質の砂が含まれ、その約50パーセントが高温石英というもので、別名「天使の涙」と呼ばれているのだそう。ロマンチックですね。国指定の天然記念物・名勝地で、人工物のない遠浅の美しい海が広がります。

また琴引浜の砂浜には天然の露天温泉があり、水着着用で男女混浴が可能。海に沈む夕日を眺めながらの至福のひとときはいかがでしょうか。海水浴や釣り以外にも、近くには恋愛祈願の白滝神社やお土産屋さんなどもあり、浜辺に沿った遊歩道をぶらぶら海岸散歩をするのも気持ちがいいです。

◇周辺情報

やはりなんといっても日本海側の海の幸を楽しみたいですよね。そこで、お泊りでも日帰りでも利用できるお宿をご紹介。

○御宿 矢吉

カニを代表とした丹後の海で獲れる新鮮な魚介や、地元農家のお米や野菜などの旬の味覚満載の料理と、源泉かけ流しの鳴き砂温泉が魅力のお宿。琴引浜まで徒歩3分の立地も便利です。

レジャー施設でデート

一人では行き難いけど二人なら楽しめますね。

○太秦映画村

東映の京都撮影所の一部を一般公開した映画のテーマパーク。オープンセットを見学したり、時代劇の世界をイベントやアトラクション、コスプレなどを通じて体験できます。

また、村内では映画村ならではのグルメやお土産もいっぱい。

○京都水族館

2012年に開業した、まだ新しい水族館。立地が京都市内ということもあり、人工海水を100パーセント使用した日本初の水族館で、内陸型の水族館として日本最大級の規模です。
地元の鴨川と由良川、山里をテーマにした展示や500トンもの水量を誇る大水槽、イルカやオットセイの遊ぶ姿が間近で見られるなど見応えたっぷり。イルカショーも。

○京都市美術館

1933年に開館した歴史のある美術館で、年間150以上もの展覧会が催されています。
また大規模展覧会も開催され、多くの観覧者を集めています。
美術館は一人でも行けますが、見終わったあとの語らいは、相手がいればこそ。

◇周辺情報

京都市美術館内には飲食施設がありません。その代わり、周辺にはお洒落なカフェやレストランがたくさんあります。その中で、まだ昨年オープンしたばかりの新しいお店をご紹介。

○Restaurant KISHU

結婚式場の「六絲水(ろくしすい)」内にあるレストランです。エントランスを入ると手前に「Cafe Ochikochi(かふぇ おちこち)」があり、奥に「Restaurant KISHU(れすとらん きしゅ)」があります。

自家製スイーツが楽しめるカフェでは「メリーメロ」が勧め。ワゴンいっぱいに並んだ自家製プティフール(ひと口サイズのケーキ)から、好きな物を好きなだけ戴けます。その他、季節の果物や旬の素材を取り入れたデザートが味わえ、「季節を食べる」というお店のコンセプトを美味しく感じられるでしょう。

レストランのディナーは、京都の地元のものをメインに、旬の食材をふんだんに使ったスペシャルメニューをご用意。全13品のフレンチを存分にご堪能ください。ランチも2つのコースをご用意。内容はいずれも季節や仕入れの状況により、日替わりです。

期間限定スポット

○京都・花灯路

神社仏閣や歴史的な街並みを、露地行灯の灯りなどで幻想的にライトアップするイベント。東山と嵐山で開催されます。

「東山花灯路」は毎年3月頃に行われ、青蓮院から清水寺までの4キロ以上の小路に約2400基もの行灯を並べて、陰影のある街並みを演出。また、その道沿いにある寺社を幻想的にライトアップして、夜間拝観ができるようにしています。

「嵐山花灯路」は毎年12月頃に行われ、嵯峨野、嵐山周辺の小路に約2500基もの行灯が並びます。上で紹介した渡月橋や竹林の道などが、昼間とは違った華やかな表情を見せてくれる夜の散策は、また格別です。天龍寺や、野宮神社、常寂光寺もライトアップでおめかしです。最新情報はこちらから

○京都で鵜飼

京都でも鵜飼が行われているのをご存じでしょうか？舟のかがり火が川面に映り、ゆらゆらと揺れる光のまにまに6羽の鵜が身を翻し、昔と変わらぬ装束の鵜匠に鮎を運びます。
毎年夏に嵐山と宇治川で行われています。
鵜飼見物の屋形船もあり、食事をしながら鵜匠の見事な手綱さばきを間近で見れるでしょう。期間日時や船の予約など、詳しくはURLからご参照ください。

いかがでしたか？行ってみたいと思われるスポットはありましたでしょうか。
どこへ行かれても、ふたりの素晴らしい思い出になることでしょう。

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