昔から「食欲の秋」ともいいますが、秋は実りの季節。夏の暑さで食欲不振続きだった方も多いかもしれませんが、いろんなものが美味しくなるこの時期は何が一番食べたくなりますか?
海の幸に山の幸、新米などどれも捨てがたいですよね。でも、スイーツにも秋を感じさせてくれるものがあります。
その代表格と言っても過言ではないのが、『栗』を使ったモンブランやタルトなど。限られた収穫時期だからこそ、短い期間だけのお楽しみ。そこで、今回は静岡県内の栗スイーツ「モンブラン」の名店10選でご紹介します。
草里(ぞおりー)
静岡市内で美味しいケーキが食べられるお店と言えば、最初にこの店の名前が挙がるほどの有名店。
出典:食材調達人
店内はアンティークのインテリアや可愛いカップにお皿、店内のあちこちに置かれたバラの花などとにかく雰囲気が良くて長居したくなります。

草里のイチオシ栗スイーツは?
ショーケースには常時30種以上のスイーツが並び、カラフルで美味しそうなケーキに目移りしそう。
出典:静岡新聞
こちらでの栗を使ったオススメの一品は、栗のミルフィーユ。数量限定と競争率は高いですが、贅沢に栗を使ったサクサク生地のパイとの相性も抜群で大満足間違いなし。
また同じ時期に登場する、茨城県産栗を使ったモンブランもぜひ食べておきたい。

草里はドリンク類も充実!
出典:食べログ
コーヒー・紅茶・中国茶・フレッシュジュース・スムージーなどドリンク類も豊富で、特に紅茶は70種以上もあるとか。時間を忘れて、のんびりと寛ぎたくなる素敵な空間です。
キルフェボン
出典:毎日がケーキ日和。
東京・横浜・京都など全国主要都市に展開するキルフェボン。キルフェボンのイチオシ栗スイーツは?キルフェボンと言えばフルーツタルトが有名ですが、秋はやはり栗でしょう!マロンショコラのタルトと京都府産丹波栗とマロンクリームタルト。秋らしいタルトが勢揃いしています。また、静岡店限定の「清沢レモンのタルト」も見逃せません。
春華堂
うなぎパイで知られる春華堂が手掛けるスイーツコミュニティ「nicoe」。
出典:ぐりんだ日記
ここには春華堂のほか、和の素材にこだわったお菓子を販売する五穀屋とパイ専門店のconeri、本格的なディナーが楽しめるレストランやプレイグランドなどがあります。

春華堂はうなぎパイだけじゃない!
春華堂では、秋限定の栗を使ったスイーツがいくつも販売されます。和栗のモンブラン・栗きんとん・栗もなか、栗むし羊羹などなど。

春華堂のイチオシ栗スイーツは?
なかでも栗むし羊羹はうなぎパイよりも前から製造していて、2015年には1日に1500本を完売するほどのヒット商品に。
出典:えん食べ
手作業で栗をむき、昔ながらの製法で餡を炊く。そして蒸し上げて完成するまで、実に1週間を要するそうです。栗好きなら1度は食べておきたい逸品です。
玉華堂
1890年創業の老舗菓子店。玉華堂といえば、4年に1度開催される全国菓子大博覧会で、全菓博栄誉大賞を受賞したこともある「みそまんじゅう」が有名。
最近では年間35万本を完売する「極ぷりん」も人気です。こちらも全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞。

玉華堂のイチオシ栗スイーツは?
全国の名だたる銘菓の中でも、常に高い評価を受けるお菓子を作り続けている玉華堂。
出典:すけこむブログ
そうなれば、ほかの商品も間違いありません。こちらのオススメ栗スイーツは、毎年2万個を売り上げる和栗モンブラン。玉華堂の和栗モンブランは栗7個分!フワフワのスポンジケーキに、乳脂肪分の低い生クリームのあっさりした口当たり。
出典:d r o p s
しかし特製和栗クリームは濃厚で、上に乗せた渋皮付きの和栗など様々な味のハーモニーが楽しめます。1つに対して、何と7個分の九州産和栗を使っています。かなり贅沢な一品ですね。
たこまん
静岡県西部を中心に20店舗以上を展開する、地元では有名な菓子店。

たこまんのイチオシ栗スイーツは?
毎年多くのリピーターが待ち焦がれているのが、掛川栗のモンブラン。濃厚なペーストの中には、サクサク食感のダックワーズと掛川栗。これぞモンブランと言った風格ですが、それもそのはず。
たこまんでは、栗はもちろんさつまいも・ブルーベリー・もち米・いちご・醤油・みそなど多くの原材料が遠州地方で栽培されたもの。掛川栗のモンブランをはじめ、うなぎいもモンブラン・紫芋のモンブラン・掛川栗のモンブランタルトの4種類が登場。たこまんの意気込みを信じて、全種類制覇を目指しましょう!
また、旧清水市民熱愛の「アマンド娘」も販売しています。パッケージにはちびまる子ちゃんのイラストが入ったものもあるので、静岡みやげにピッタリです。
夢天菓(むてんか)
出典:夢天菓
いろんなモンブランを食べたけど、もっと変わったものが食べたい!そんな方にオススメなのが、夢天菓。

夢天菓のイチオシ栗スイーツは?
「栗と薩摩芋のモンブラン」はサクサクとした心地よい薩摩芋パイ生地に、ホイップしたクリームと栗。そしてサツマイモは紅あずまを使用。サツマイモが収穫される秋から翌年春までの間だけ、このモンブランが販売されます。一般的なモンブランとは見た目も異なり、何となくバラの花のよう。しかし、何故かタケノコをイメージしているとか。
「昔ながらのモンブラン」という名前のモンブランもあり、こちらは、今流行りの茶色いペーストではなく黄色みが強い。

恐らく40代以上には懐かしく感じるかもしれないので、食べ比べて見て!
また夢天菓では特注でオリジナルケーキを作ってもらえます。非常に手の込んだ仕上がりになるので、ぜひ一度お店で相談を。
キャトルエピス
出典:見えない障害と闘いながら
お店に入ると、長いショーケースが目に飛び込んできます。その中には、色鮮やかに飾られた美味しそうなケーキが並べられています。木の温もりを存分に感じる、ナチュラルテイストな店内の雰囲気も素敵です。

キャトルエピスのイチオシ栗スイーツは?
毎年秋から冬にかけて登場するのが、熊本県産和栗を使った「栗のタルト」。アーモンドクリームを詰めたタルトに、たっぷりのマロンクリーム。
出典:食べログ
その上には和栗のペーストを真ん中にしてチョコレート生地でサンド、さらに栗ペーストの入った生クリームで包み込んでいます。1ホールの状態だとコロンとしていて、形は大きな栗をイメージしているとか。甘酸っぱいベリーがタルト生地の方で隠れていて、いいアクセント。

キャトルエピスはモンブランも不動の人気!
栗のタルトと同様、モンブランや栗のガレットも美味!贅沢に食べ比べを楽しんでみてください。
御菓子庵 風月堂
出典:静岡クレール
お店の近くには清水次郎長のお墓がある梅蔭寺や、国の登録有形文化財となっている次郎長生家も。

風月堂のイチオシ栗スイーツは?
風月堂の代表的な銘菓といえば、ジャンボどら焼きの「次郎長笠」。ジャンボの名に恥じない、直径15cmの特大サイズ。ふっくらと焼き上げた新鮮な卵とハチミツ入りの2枚の生地の間に、たっぷりの粒餡。
出典:食べログ
そして厳選したモチモチの求肥と、大きな栗がゴロッと入っています。1人でチャレンジするも良し、家族みんなで切り分けて食べるも良し。想像を超える大きさと、味の繊細さに感服です。

風月堂の次郎長笠はパッケージのセンスも◎!
サイズが大きいため、型崩れしないようにしっかりとした箱があります。
出典:食べログ
このパッケージは今ではあまり見ないようなレトロさがあり、逆に新鮮に感じるかも。中の求肥が白と、静岡産いちご入りのピンク・静岡産抹茶入りの緑の三色次郎長笠も。次郎長ゆかりの地を巡る観光と合わせて、ぜひ風月堂へも足を運んでみてください。
パティスリークレア
出典:食べログ
お店自慢の一品は半熟ロールで、フワッとした生地と甘さ控えめのクリームが特徴。まるで半熟のような、軽い口溶け。

パティスリークレアのイチオシ栗スイーツは?
そして和栗を使ったロールケーキもあり、黒糖入り生地で渋皮栗と和栗クリームをくるりと巻いています。フワフワのスポンジと和栗クリームの相性が抜群。またモンブランも絶大な人気を誇り、栗はフランス・イタリア・和栗3ヶ国のものを使用。

パティスリークレアのモンブランは形が芸術的!
アーモンドの香ばしいメレンゲの上に栗の濃厚カスタード。さらにイタリア産の栗を乗せて生クリームで包んでいます。フランス産の栗を使ったマロンクリームで、らせん状にデコレーション。まるでソフトクリームみたいな可愛い形。
出典:磐田のまとめ
お店の商品は全体的に小ぶりですが、その分良心的な価格設定。有名菓子店やレストランで修業を積んだ、芸術的なセンスを持つオーナーシェフに脱帽です。
お茶の実の雪うさぎ工房
出典:い~らナビ!
お茶問屋の五十右園が運営している菓子店なので、抹茶を使った商品もたくさんあります。例えばベイクドチーズケーキやロールケーキ、生クリーム大福など。

お茶の実の雪うさぎ工房のイチオシ栗スイーツは?
和栗モンブランにも、抹茶のロールケーキがベースとして使われています。
和栗ペーストやカスタードなどを4層に重ねた上に、特製の和栗クリーム。相性がぴったり合うように、きちんと計算されたレシピとのこと。和の要素がふんだんに盛り込まれた、このお店ならではの秋の味。

お茶の実の雪うさぎ工房のケーキは緻密に計算された味
通常のモンブランもあり、こちらもパイとカスタードクリーム・生クリーム・マロンクリームに刻んだ栗が5つのハーモニーを奏でる贅沢な一品。
出典:静岡新聞
もちろんショートケーキやタルトにロールケーキ、シュークリームやチョコレートを使ったケーキなど種類豊富に取り揃えています。
収穫時期が限られるからこそ、旬の食べ物は食べておきたいですよね。
ご紹介した栗スイーツは早ければ10月上旬、中には年明けでも楽しめますが、原料が無くなり次第終了してしまうことも。
気になるお店があったら、ぜひ急ぎ目でお出かけください。旬のものは旬の内に、しっかりと味わっておきましょう
※営業時間や定休日・料金などは、お出かけ前に各店舗へご確認ください。
※販売期間内でも、売り切れ次第終了となる場合があります。
東海地方のモンブラン特集
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