福島県で是非買いたいお勧めのお土産を厳選

福島県で是非買いたいお勧めのお土産を厳選

福島は、たくさんの観光スポットがあるため、多くの観光客が訪れます。また、歴史的建造物が残る福島は、歴史と伝統が感じられる工芸品でも有名。そして日本酒の酒蔵も多く、全国的に知名度の高いものもあるなど、福島名産のものは多いです。ご当地グルメや郷土料理も。ですから、お土産にしたいものがたくさんで迷ってしまいそうですね。ここでは、そんな福島でお勧めのお土産をピックアップしてご紹介したいと思います。

チェック伝統工芸品 「赤ベコ」

伝統工芸品 「赤ベコ」

出典:アソビュー

福島には40品目もの伝統的工芸品があり、中でも「赤ベコ」は人気。赤ベコとは、ゆらゆら揺れる首が特徴的な、赤い牛の民芸玩具ですが、平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛が由来。

会津武家屋敷

出典:じゃらんnet

また、今から約1200年前、会津柳津にある円蔵寺建立の際に、最後まで力を発揮した働き者の赤牛であったという言い伝えも。それからというもの、「幸せを運ぶ牛」として縁起物になったのだそう。会津武家屋敷では、この赤ベコを作る体験ができます。お子様から大人まで、世界にひとつだけのオリジナル赤ベコを作れるのです。時間のある方は、手作りのお土産というのもすてきですね。

会津武家屋敷
福島県会津若松市東山町石山院内1

(有)荒井工芸所
福島県会津若松市八日町5-13

チェック伝統工芸品「起上り小法師(おきあがりこぼし)」

伝統工芸品 「起上り小法師(おきあがりこぼし)」

出典:www.aiaiaizu.com

会津ではお正月の風物詩となっている「起上り小法師」は、「赤ベコ」と同じように福島の民芸玩具の一つ。転んでは起きる起上り小法師は、七転び八起きの忍耐と人生の象徴として愛されています。会津地方では、この小法師を家族の人数プラス1個購入し、一年間神棚などに飾るという風習があるのだとか。家族より1個多く購入する理由は、「家族が増えますように」という願いからくるものなのだそう。

かわいらしい顔が特徴的です。縁起物でもあるので、購入するときは、実際に倒してみて起き上がるかどうか確認しましょう。小法師が購入できるお店では、起き上がるかどうか確認できる場所があることが多くなっています。

こちらも、赤ベコ同様、手作り体験ができるお店も。転んでは起きる、起上り小法師を見ていると、がんばる意欲が沸いてきそうですね。応援を込めた、心のこもったお土産として喜ばれるでしょう。

山田民芸工房
福島県会津若松市七日町12-35

チェック伝統工芸品 「会津絵蝋燭(ろうそく)」

伝統工芸品 「会津絵蝋燭(ろうそく)」

出典:福島県

江戸時代、藩主であった松平氏が財源として活用したため、ろうそくは日本中に行き渡り、会津ろうそくの品質の良さが世間に知られることに。武家社会で珍重されてきたという「ろうそく」には、菊や牡丹・梅といった艶やか絵柄が描かれています。

昔は漆の実から採取される蝋を利用していましたが、今はハゼの実から蝋をとり、一本一本手作りされています。長持ちするため実用価値も高いお土産になることでしょう。最近は、結婚式の演出に選ぶ若い人たちが多くなっているようです。見ているだけで心が癒される美しい絵柄ばかりで、選ぶのにも時間がかかってしまいそう。絵付け体験では、好きな絵柄を描く楽しみがあります。

(有)山形屋本店
福島県会津若松市上町1

チェック

桃

出典:菱沼農園

福島の主要農産物の一つである「モモ」は、全国有数の生産量を誇ります。皇室・宮家への献上桃にも指定されている、高品質なもの。そんな福島には、美味しい桃をその場でとって食べられる「もも狩り」の果樹園がたくさん。早いところだと7月10日~はじまり、一番遅くて10月上旬まで、もも狩りが楽しめるところがあります。

しかし、ももの生育状況はその年によって違いもあるため、あらかじめ確認をしてから行くことをオススメします。みちのく観光果樹園では、58種類もの品種を栽培しており、品種によって収穫期も異なります。

福島を代表するフルーツ「もも」は、産地から直接届けてもらえます。これで、桃が傷んでしまう心配もありませんね。新鮮な桃を届けられるでしょう。発送は、各観光農園では承っておりませんが、福島士観光コンベンション協会が申し込み窓口。

みちのく観光果樹園
福島県福島市在庭坂南林51-1

福島士観光コンベンション協会
Tel 024-531-6432

チェック駒田屋本舗のみそパン

駒田屋本舗のみそパン

「みそパン」は、福島が発祥地ですね。蒸しパンタイプのみそパンは、皇族も認めるものなのだとか。福島では駅構内をはじめ、さまざまなお土産屋さんに並ぶご当地グルメの一つ。

中でも、駒田屋本舗は、江戸時代に創業した老舗和菓子店です。かつては、福島藩の御用商をつとめていたといわれています。しっとりとした食感とみその甘さが特徴。店内には、江戸時代の駒田屋本舗の絵が描かれており、その歴史を感じさせます。江戸時代から今に至るまで愛され続けているお店の味を是非、お土産にも選びたいですね。

駒田屋本舗のみそパン
福島県福島市荒町5-29

チェックゼリーのいえ

ゼリーのいえ

出典:zerry-no-ie.net

カワイイゼリーが想像できるその名の通り、こちらのお店「ゼリーのいえ」は、見たとたんに「わぁ!」と感動の声が出てしまうほどかわいらしいゼリーが揃うお店。それは、まるで宝石箱を開けた時のような感動です。「一度は食べてみたい!」」と思えるものばかりなのでお土産として受け取って、喜ばない人はいないはず。こちらのお店には雑貨も店頭販売されています。
ゼリーのろうそくや、ゼリーのストラップなど、ゼリーのつややかさとキラキラ感が再現されています。特にお子様や女性に喜ばれそうなものばかりが並んでいます。直径15センチほどの小さなデコレーションゼリーもあり、特別なプレゼントとしても喜ばれそう。桜の花のゼリーなど季節に合った商品がいただけるのも嬉しいところ。カラフルなゼリーは天然果汁による色付けで、着色料はもちろんのこと、防腐剤や添加物は使用されていません。
安心・安全のゼリーであるためお土産としてもお勧め。地方発送も可能なのが嬉しいですね。1988年に自宅の庭を改装してオープンしたこのお店は、住宅街の中にあります。大人気のお店であり、売り切れの可能性もあるので、朝イチがお勧め。

ゼリーのいえ
福島県いわき市小名浜寺廻町7―16

チェック写楽(寫楽)しゃらく

写楽(寫楽)しゃらく

出典:ショップ – 楽天市場

今や、「日本酒といえば福島県」といわれるほど、自然豊かな福島の酒蔵で造られた日本酒は人気。そのなかでも宮泉銘醸株式会社の「写楽」は、福島のお酒を代表する銘柄。東日本大震災があった2013年から3年連続で「全国新酒鑑評会」にて都道府県別金賞1位を獲得しているのです。

また、「SAKE COMPETITION2014」の純米酒部門・純米吟醸部門において堂々の第1位を獲得しています。桃のようなフルーティな味わいは、桃の生産で知られる福島にピッタリ。フレッシュで鮮度のよい日本酒。
日本酒好きにはもちろんのこと、日本酒ビギナーにもオススメのお酒。お土産に喜ばれること間違いなしですね。

写楽(寫楽)しゃらく
福島県会津若松市東栄町8番7号

チェック会津木綿

会津木綿

出典:第一印刷

会津木綿は、福島県会津地方において400年もの歴史を持つ伝統工芸品。また、会津木綿は丈夫な布地として知られ、「地縞」とよばれる縞(しま)模様が特徴的です。

「IIE Lab.(イーラボ)」は、会津木綿の伝統を今の暮らしになじむ姿へと変身させながら、受け継ぐお店。工房では、100年以上前に開発された織り機を使用し、布が織られています。かつては、藍染が主流となっていましたが、今ではカラフルな色柄も多くなっており、その種類は100種類を超えるといわれています。

お弁当を包む「あずま袋」をはじめ、「コースター」や質感にこだわった「ストール」などが販売されています。目移りしてしまうほど豊富な品揃えです。粋でオシャレな店内は、お友達のことを考えながら、お土産選びをするのが楽しくなりそうですね。

会津木綿
福島県河沼郡会津坂下町大字青木字宮田205番地(旧広瀬幼稚園)

チェック喜多方ラーメン

喜多方ラーメン

出典:store.shopping.yahoo.co.jp

福島でラーメンといえば「喜多方ラーメン」ですね。喜多方ラーメンは日本三大ラーメンの一つとして知られており、福島市内には喜多方ラーメンのお店が約120店舗ほどあるのです。中でも創業30余年の「河京(かわきょう)」が人気。

お土産ラーメンとして、黄色い箱のパッケージでお馴染みです。麺は太いちぢれ麺で、スープはコクがあるのにすっきりした味。このお土産ラーメンは、河京ラーメン館 猪苗代館でも購入できます。こちらでは、2階において7種類のラーメンの食べ放題が楽しめます。

河京(かわきょう)
福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田34-1

このように福島には、一見若い世代からは敬遠されがちな伝統工芸品のお土産にも興味深いものが多く、年齢を問わず受け入れられやすい魅力があります。また、美味しい日本酒はここでご紹介したもの以外にもあるため、呑み比べをしてから選ぶというのも良いですね。福島にはそんな呑み比べができるお店も数多くあります。

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